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料金・補償・契約の条件はセコム株式会社とALSOK株式会社の公式ページ、駆けつけの基準はe-Gov法令検索の警備業法と東京都の公安委員会規則、クーリング・オフは消費者庁の特定商取引法ガイドを、2026年9月24日に確認して書いています。料金は両社が公開している「一例」で、実際の見積もりは機器の数や建物で変わります。差額は当サイトが計算した値です。当サイトはどちらの会社からも紹介料を受け取っておらず、この記事に広告リンクはありません。
ホームセキュリティを調べ始めると、まず名前が挙がるのがセコムとALSOK(アルソック)です。どちらも駆けつけてくれる警備会社で、月額もそれほど大きくは違いません。それでも、公式ページを1つずつ読み比べると、駆けつけの仕組み、初期費用の払い方、補償の考え方、スマホでの操作には、はっきりした違いがあります。
この記事では、両社が自分で公開している情報だけを同じ項目で並べます。口コミや「業界の相場」は使いません。どちらが良いかも決めません。暮らし方や住まいによって、合うほうが変わるからです。読み終えたときに、見積もりの場で何を聞けばよいかが分かることを目標にしています。

この記事の要点
- 駆けつけは、セコムが全国約2,500ヵ所の緊急発進拠点から、ALSOKがGPSで一番早く着けるガードマンを自動で選ぶ方式です。何分で着くかは2社とも公開していません
- 東京都の規則では、警報を受けてから特別区は25分、特別区以外は30分で着けるように人と待機所を置く決まりです。1件ごとの到着時間を約束する数字ではありません
- 戸建てのレンタルの月額(税込)はセコム8,470円、ALSOK 7,865円。マンションのレンタルはセコム5,500円、ALSOK 6,105円で、大小が逆になります
- ALSOKは初期費用0円のゼロスタートと、通報しないセルフセキュリティ(月額990円)を公開しています。セコムの公開プランはレンタルと買い取りの2つです
- 補償は、セコムが上限つきの盗難保険と見舞金、ALSOKが一律10万円の見舞金です
- 契約期間はどちらも5年、その後は1年ごとの自動更新です。途中で解約したときの解約金の額は、2社とも公開していません
- スマホでの解除は、セコムが近づくと通知で促す方式、ALSOK Connectが持っているだけで自動で外れる方式です

2社の基本情報。どちらが先に始めたか
まず会社そのものを並べます。セコムの会社概要によると、セコム株式会社の設立は1962年7月7日で、従業員は15,991人(2026年3月末現在)、グループ全体では72,400人です。ALSOKの会社概要では、設立は1965年7月16日、社員数は連結66,949人、単体11,741人(2026年3月31日現在)となっています。
| 項目 | セコム | ALSOK |
|---|---|---|
| 設立 | 1962年7月7日 | 1965年7月16日 |
| 家庭向けの開始 | 1981年(マイアラーム) | 1988年4月 |
| 従業員(単体) | 15,991人 | 11,741人 |
| グループ・連結 | 72,400人 | 66,949人 |
| 拠点の公開値 | 緊急発進拠点 約2,500ヵ所 | 本社・56支社・33支店・244営業所 |
社名についての注意が1つあります。ALSOKは長く「綜合警備保障株式会社」という社名でした。ALSOKの沿革によると、2025年7月に「綜合警備保障㈱」から「ALSOK㈱」へ商号を変えています。古い記事や契約書で綜合警備保障と書かれているのは、同じ会社のことです。

家庭向けの歩み
家庭向けのサービスを先に始めたのはセコムです。セコムのホームセキュリティのページには、1966年に日本初のオンラインによる安全システム「SPアラーム」を、1981年に日本初の家庭用安全システム「マイアラーム」(現在のセコム・ホームセキュリティ)を開発・提供開始したと書かれています。同じページには、「ホームセキュリティ」という言葉自体が1981年にセコムが家庭向けに販売を始めたシステムの造語だという説明もあります。
ALSOKの沿革では、1983年3月に東京都公安委員会による警備業認定第1号を取得し、1988年4月にホームセキュリティを発売しています。最近の動きでは、2023年4月にスマホで操作する「HOME ALSOK Connect」の提供を始め、2024年5月に操作器「スマホゲート」を加えました。

契約件数は数え方がちがう
件数も公開されていますが、そのまま比べられない点に注意が要ります。セコムの会社概要では、国内セキュリティ契約件数が約278万8,000件、そのうち家庭向けが約166万4,000件です。ホームセキュリティのページには、個人・法人のオンラインセキュリティ契約が約266万件(2026年3月31日時点)とあります。一方、ALSOKの個人向けトップページに書かれているのは、ホームセキュリティの契約件数53万件以上(2026年3月末現在)です。
セコムの約166万4,000件は、戸建てと集合住宅の住戸ごとに機器を置いてオンライン監視している契約を数えたものだと注記されています。ALSOKの53万件以上がどの範囲を数えているかは、同じ形では書かれていません。数える範囲がそろっていないので、この記事では倍率や割合にはしません。「どちらも大きな会社で、件数はセコムのほうが多く公開されている」という程度に受け取るのが無難です。

いちばん大きな違いは駆けつけの仕組み
ホームセキュリティの中身は、センサーが異常を感知したら監視の拠点に信号が届き、警備員が家に向かう、という流れです。この流れ自体は2社とも同じです。違うのは、誰がどこから向かうかの決め方です。
セコムは、異常の信号を受けた「コントロールセンター」が「緊急対処員」に急行を指示し、緊急対処員が最寄りの緊急発進拠点から駆けつけます。セコムはこの拠点を業界最多の全国約2,500ヵ所(2026年3月末時点)に置き、「迅速に駆けつけるために、拠点あたりの担当エリアを小さくしています」と説明しています。セコムの安心のページには「お客さま宅に最も早く駆けつけられる緊急対処員に急行を指示」とも書かれています。
ALSOKは、異常の信号を「ガードセンター(監視センター)」が受けます。ALSOKは携帯電話のGPS機能でガードマンの現在地を常に把握していて、現場にもっとも早く着けるガードマンを自動で選ぶ「隊員指令システム」を使っていると説明しています。拠点の数で近さを確保するセコムと、動いている警備員の位置で近い人を選ぶALSOK、という違いです。

| 項目 | セコム | ALSOK |
|---|---|---|
| 監視の拠点 | コントロールセンター | ガードセンター(監視センター) |
| 向かう人 | 緊急対処員 | ガードマン(警備員) |
| 選び方 | 最寄りの緊急発進拠点から | GPSで現在地を把握し、一番早く着ける人を自動で選ぶ |
| 到着時間の公開 | なし | なし(待機場所は営業員に聞くよう案内) |
「何分で来てくれるのか」は、いちばん知りたいところだと思います。ただ、2社とも到着時間の数字は公開していません。ALSOKはよくあるご質問で「ガードマン(警備員)が待機している場所によります。待機場所については営業員までお尋ねください。」と答えています。見積もりのときに「この家からいちばん近い待機所はどこか」を聞いておくと、判断の材料になります。
25分と30分の出どころは東京都の規則
比較記事では「法律で25分以内と決まっている」と書かれていることがあります。正確に言うと、法律そのものに分数は書かれていません。警備業法の第43条は、機械警備業者は「都道府県公安委員会規則で定める基準に従い」、警報を受けたときに速やかに現場で確認などができるよう、必要な数の警備員、待機所、車両などを適正に配置しておかなければならない、と定めています。分数は、その都道府県の規則が決めています。
東京都の場合は、機械警備業者の即応体制の整備の基準等に関する規則の第2条に基準があります。警報を受信した時から、特別区(23区)の区域は25分、特別区を除いた区域は30分の時間内に、警備員を対象の建物に到着させることができるように、警備員、待機所、車両などを配置しておかなければならない、という内容です。第3条では、到着にかかる時間を短くするよう、装備の充実に努めることも求めています。
ここで押さえておきたいのは、25分と30分が「その時間内に着けるように配置しておく」ための基準だという点です。1件ごとの到着時間を約束する数字ではありません。道路の状況や天候、同じ時間帯に別の出動が重なったかどうかで、実際の時間は変わりえます。また、東京都以外に住んでいる場合は、その道府県の公安委員会規則を確かめる必要があります。

駆けつけの料金
センサーが反応したときの駆けつけは、2社とも月額に含まれています。セコムの料金ページでは、レンタルでも買い取りでも「異常時の駆けつけ」は「何回でも無料」です。ALSOKも「緊急時の出動は月額料金に含まれています」と書いています。
違いが出るのは、利用者が自分から頼む駆けつけです。HOME ALSOK Connectのページでは「センサーが異常を感知した際の駆けつけは無償。お客様のご依頼による駆けつけは7,700円(税込)/回」と明記されています。たとえば、外出先で「鍵を閉めたか不安なので見てきてほしい」と頼むような場面です。今回確認したセコムの公開ページには、依頼による駆けつけの料金の記載は見当たりませんでした。気になる人は見積もりの場で確かめてください。


公開料金の違い。戸建てとマンションで大小が入れ替わる
料金は、両社とも「一例」として公開しています。セコムは「各プランの料金は一例です。実際のプランはお客さまのご要望にあわせてカスタマイズします」、ALSOKは料金比較一覧で「工事費・機器費は一般的な例で算出しております」と書いています。つまり、以下の数字は同じ家で見積もった結果ではなく、それぞれの会社が用意した標準の例です。そのうえで、同じ条件の枠に並べると次のようになります。
もう1つ注意したいのは税の表記です。セコムは税抜の金額を大きく出して税込をかっこ内に書き、ALSOKは「価格は全て税込です」と書いています。見比べるときは税込にそろえないと、セコムが安く見えてしまいます。この記事の表はすべて税込です。
戸建て・レンタル
| 項目 | セコム(ホームセキュリティ NEO) | ALSOK(HOME ALSOK Connect) |
|---|---|---|
| 月額(税込) | 8,470円 | 7,865円 |
| 初期費用 | 工事料69,960円+保証金20,000円 | 工事費47,850円 |
| 保証金 | 20,000円(契約満了時に返却) | 記載なし |
戸建てのレンタルでは、月額はALSOKのほうが605円低く、初期の工事費もALSOKのほうが低い例になっています。セコムの保証金20,000円は、契約期間を満了すれば返ってくるお金です。

戸建て・買い取り
| 項目 | セコム | ALSOK(お買い上げ) |
|---|---|---|
| 月額(税込) | 5,390円 | 4,070円 |
| 初期費用 | 買取システム料金523,600円(取付工事料を含む) | 工事費47,850円+機器費224,400円(合計272,250円) |
機器を買い取ると、どちらも月額が下がります。月額の差は1,320円で、ALSOKのほうが低い例です。ただし初期費用の中身が違い、セコムは工事料を含めた金額、ALSOKは工事費と機器費を分けて公開しています。

マンション・レンタル
| 項目 | セコム(スマートNEO マンション) | ALSOK(アパート・マンションプラン) |
|---|---|---|
| 月額(税込) | 5,500円 | 6,105円 |
| 初期費用 | 工事料53,790円+保証金20,000円 | 工事費38,819円 |
マンションでは、月額の大小が戸建てと逆になり、セコムのほうが605円低い例です。初期の工事費はALSOKのほうが低くなっています。「どちらが安いか」は住まいの種類で入れ替わるということです。住まいに合わせて見積もりを取らないと分かりません。

ここに載せていない親の見守りプランや住宅兼店舗プラン、他の警備会社の料金は、ホームセキュリティの費用の記事で同じ形の表にまとめています。
払い方の選択肢の数がちがう
料金の仕組みでいちばん違うのは、払い方の選択肢です。セコムが公開しているのは、機器を借りるレンタルと、機器を買い取る2つです。セコムによると、新規契約の約9割がレンタルを選んでいます(2024年度)。
ALSOKは3つを公開しています。工事費と機器費を最初に払う「お買い上げ」、最初は工事費だけの「レンタル」、そして初期費用0円の「ゼロスタート」です。ゼロスタートの月額は戸建て(Connect)で8,668円、アパート・マンションで6,754円です。セコムには、初期費用0円のプランは公開されていません。
| 払い方 | セコム | ALSOK |
|---|---|---|
| 最初に機器を買う | 買い取り | お買い上げ |
| 最初は工事費だけ | レンタル(工事料+保証金) | レンタル |
| 初期費用0円 | 公開なし | ゼロスタート |

ALSOKが公開している5年と10年の総額
払い方を選ぶときに役立つのが、ALSOKが料金ページに載せている総額の試算です。HOME ALSOK Connectのオンラインセキュリティを例に、月額に利用月数を掛け、初期費用を足して計算したものです。この表はALSOKが自社で公開している数字で、当サイトが作った試算ではありません。
| お買い上げ | レンタル | ゼロスタート | |
|---|---|---|---|
| 月額 | 4,070円 | 7,865円 | 8,668円 |
| 5年間の総額 | 516,450円 | 519,750円 | 520,080円 |
| 10年間の総額 | 760,650円 | 991,650円 | 1,040,160円 |
5年で見ると、3つの払い方の総額はほぼ同じです。お買い上げとゼロスタートの差は3,630円しかありません。ところが10年になると、ゼロスタートとお買い上げの差は279,510円、レンタルとお買い上げの差は231,000円に広がります。長く住み続ける家なら最初に払うほうが総額は小さく、5年前後で引っ越す可能性があるなら初期費用を抑えても総額はあまり変わらない、という読み方ができます。
セコムは同じ形の総額表を公開していません。保証金の返金や修理の条件が絡むため、当サイトで月額を掛け算しただけの総額を作ると、ALSOKの表と同じ土俵にはなりません。セコムの長期の総額は、見積もりの場で出してもらうのが確実です。

修理と電池交換
月額には、機器の修理や電池交換も関わります。セコムはレンタルなら修理も電池交換も無料、買い取りなら修理が10年間無料で、電池交換はオンライン契約の期間中は無料です。お客さま側の理由による故障などは有償になる場合があると注記されています。ALSOKは、お買い上げに10年間の機器保証が付き、レンタルとゼロスタートは機器の故障と電池交換が無償です。
| 払い方 | セコム | ALSOK |
|---|---|---|
| レンタル | 修理無料・電池交換無料 | 故障・電池交換無償 |
| 買い取り | 修理10年間無料・電池交換無料 | 10年間の機器保証付き |
| 初期費用0円 | プランなし | 故障・電池交換無償 |

補償の考え方がちがう
万一、侵入や火災の被害にあったときの補償は、2社で性質が違います。セコムはセコムの安心のページで「盗難保険として現金・貴金属で最大50万円、家財で最大200万円、建物損害時には、修復費用見舞金として最大100万円まで補償いたします」と書いています。ホームセキュリティのページには、見舞金は10万円単位で100万円まで支払われる、とも書かれています。免責金額などの細かい条件は問い合わせるよう案内されています。
ALSOKは「被害が少額でも一律10万円の見舞金をお支払いいたします」としています。対象はHOME ALSOK Connect、ホームセキュリティBasic、HOME ALSOK Premiumです。よくあるご質問では、ガラス1枚が割れただけでも支払われると答えています。HOME ALSOK Connectのページには、他の契約保険とは関係なく支払うとも書かれています。
| 項目 | セコム | ALSOK |
|---|---|---|
| 仕組み | 盗難保険と災害見舞金を自動付保 | 災害見舞金 |
| 金額 | 現金・貴金属 最大50万円、家財 最大200万円、建物の修復費用見舞金 最大100万円 | 被害の大小にかかわらず一律10万円 |
| 対象の被害 | 盗難、建物の損害 | 火災、破裂・爆発、盗難 |
| 対象の商品 | セコム・ホームセキュリティ | HOME ALSOK Connect、ホームセキュリティBasic、HOME ALSOK Premium |
大きな被害に備えるなら上限のあるセコムの仕組み、小さな被害でも確実に受け取れるのはALSOKの一律の見舞金、という違いです。どちらが多いと単純には言えません。火災保険や家財保険にすでに入っているなら、その補償と重なる部分も考えて見比べてください。

契約期間と解約。どちらも5年、解約金の額は非公開
契約期間は、2社ともほぼ同じです。セコムはよくあるご質問で「当初5年、のち1年ごとの自動更新」と書いています。ALSOKもHOME ALSOK Connectのオンラインセキュリティは5年契約で、その後は1年単位の自動更新です。ALSOKのセルフセキュリティだけは1年契約です。
解約の手続きには違いがあります。セコムは、契約期間の満了で解約するなら3カ月前までに文書で申し入れるよう求めています。満了での解約なら解約金はかからず、保証金も返ってきます。一方、5年未満で途中解約すると「解約金と保証金の合計額」を負担することになります。ALSOKは、解約の意思と希望の解約日を書いた書面で知らせる方式で、途中解約では「解約金をお客様にご負担いただく場合がございます」としています。
どちらも、途中解約の解約金がいくらかは公開していません。ALSOKの料金ページも、解約時の費用は「契約期間・解約のタイミングにより異なります」としています。転勤や住み替えの可能性がある人は、契約前に「3年目で解約したらいくらか」を書面で出してもらうと安心です。
| 項目 | セコム | ALSOK |
|---|---|---|
| 契約期間 | 当初5年、のち1年ごとの自動更新 | 5年(セルフは1年)、のち1年単位で自動更新 |
| 満了で解約するとき | 3カ月前までに文書で申し入れ | 解約の意思と希望日を書面で知らせる |
| 途中で解約したとき | 解約金と保証金の合計額を負担 | 解約金を負担する場合がある |
| 解約金の額 | 公開なし | 公開なし |
| 支払い方法 | クレジットカードまたは口座振替 | 口座振替、クレジットカード(毎月払いのみ) |

訪問販売で契約したときはクーリング・オフ
自宅に来た営業担当者と契約した場合は、訪問販売にあたることがあります。消費者庁の特定商取引法ガイドによると、訪問販売では、法律で決められた書面を受け取った日から数えて8日以内なら、書面または電磁的記録で申込みの撤回や契約の解除(クーリング・オフ)ができます。
セコムは、よくあるご質問の中で、特定商取引法に定める訪問販売で結んだ契約は、解約金が要らず保証金も返すと書いています。今回確認したALSOKの公開ページには、この点についての同じ形の記載は見当たりませんでした。契約の場で迷ったら、その日に決めずに書面を持ち帰り、家族と読んでから決めても遅くはありません。

工事と賃貸。使い始めるまでの日数もちがう
契約してから使い始めるまでの目安も、公開ページに書かれています。セコムは「ご契約後、基本的には1週間程度で設置工事・利用開始となります」「設置工事は通常1日で完了します」。ALSOKは「時季にもよりますが、ご契約から約2週間程度を目安としてご検討ください」としています。急ぐ場合は、2社とも希望にできるだけ合わせて調整すると書いています。
賃貸住宅でも、2社とも導入できます。セコムはワイヤレス式のセンサーを使い、美観に配慮した施工をするので賃貸住宅でも導入できるとしたうえで、事前に貸主(管理会社、大家)へ相談するよう求めています。ALSOKも無線機器を使い、配線の露出をできるだけ少なくすると説明しています。マンションについては、HOME ALSOK Connect、アパート・マンションプラン、既設のインターホン設備を使うインターホン監視があると案内しています。
| 項目 | セコム | ALSOK |
|---|---|---|
| 使い始めるまで | 1週間程度 | 約2週間程度(時季による) |
| 設置工事 | 通常1日 | 日数の目安は契約からの約2週間程度のみ公開 |
| 賃貸 | 導入できる。事前に貸主へ相談 | 無線機器で施工。マンション向けの選択肢あり |
| 料金の決まり方 | 広さだけでなく侵入経路をふまえたプランで決まる | 工事費・機器費は一般的な例で算出 |

セコムは、料金は家の広さだけでなく「扉や窓からの侵入経路を踏まえたセキュリティプラン」で決まると説明しています。どの窓や扉が狙われやすいかは、侵入窃盗の手口の記事で統計とあわせて整理しています。見積もりの前に読んでおくと、担当者の提案がなぜその配置なのかを理解しやすくなります。
スマホでの操作。解除を「押す」か「自動で外れる」か

毎日使ううえで差が出やすいのが、警備のセットと解除です。解除を忘れて家に入ると警報が鳴るため、ここが面倒だと使うのがおっくうになります。
セコムの公式アプリでは、外出先からホームセキュリティの状況を確かめたり、セットや解除をしたりできます。家族が帰宅してセキュリティのモードが変わると、スマホに通知が届きます。家と一定の距離になると、セットや解除の操作を通知で促してくれるので、外出時のセット忘れを防ぎ、帰宅時はスムーズに解除できます。Apple Watchと連携すれば、通知から操作までを腕時計の上で済ませられます。
ALSOKのHOME ALSOK Connectは、「スマホを持っているだけで、帰宅時には自動で警備が解除」される仕組みです。外出時はワンタッチで警備を始められ、スマホの持ち忘れも知らせてくれます。ALSOKは「機械が苦手な方でも安心してご利用いただけます」と説明しています。
| できること | セコム | ALSOK Connect |
|---|---|---|
| 外からセット・解除 | できる | できる |
| 帰宅時の解除 | 家に近づくと通知で操作を促す | スマホを持っているだけで自動で解除 |
| 外出するとき | 家から離れるとセットを通知で促す | ワンタッチで警備を始める |
| ほかの機能 | 家族の帰宅を通知、Apple Watchで確認・操作 | スマホの持ち忘れを知らせる |
解除を自分の操作で確かめたい人と、何もしないで入れるほうが楽な人とで、合うほうが変わります。家族の中にスマホを持たない人がいる場合の操作方法も、見積もりのときに聞いておくとよいでしょう。

安く始めたい人向けの選択肢。ALSOKのセルフセキュリティ
月額を抑えたい人向けに、ALSOKは「セルフセキュリティ」を公開しています。月額990円、初期費用108,240円(工事費24,420円、機器費83,820円)です。
ただし、仕組みはオンラインのホームセキュリティとは別物です。ALSOKは「セルフセキュリティの場合はALSOKへ通報されません」と明記しています。異常があるとスマホに通知が届き、必要だと思えば自分でALSOKに駆けつけを頼みます。その場合の駆けつけは7,700円/回です。つまり、留守中にスマホを見られない時間が長い人や、夜中の通知に気づけない人には向きにくい仕組みです。今回確認したセコムのホームセキュリティのページには、同じ形の通報しないプランは見当たりませんでした。
| 項目 | オンラインセキュリティ | セルフセキュリティ |
|---|---|---|
| 異常があったとき | 自動でALSOKへ通知し、駆けつける | スマホに通知。駆けつけは自分で頼む |
| 駆けつけの料金 | センサーの感知なら無償 | 7,700円/回 |
| 月額(戸建ての例) | 4,070円〜8,668円 | 990円 |
| 契約期間 | 5年 | 1年 |

どちらが合うかを考えるときの目安
ここまでの違いを、暮らし方ごとに置き直すと次のようになります。どちらが良いという話ではなく、どこを重視するかで見る順番が変わる、という整理です。
| 重視すること | 見比べるところ |
|---|---|
| 駆けつけの近さ | 家からいちばん近い待機所の場所を2社に聞く |
| 初期費用を抑えたい | ALSOKのゼロスタートと、セコムのレンタルの工事料・保証金 |
| 10年以上住む | 買い取り(お買い上げ)の総額。ALSOKの公開表とセコムの見積もり |
| 転勤や住み替えがありそう | 途中で解約したときの金額を書面で出してもらう |
| 大きな盗難被害への備え | セコムの盗難保険の上限と、手持ちの火災保険・家財保険 |
| 毎日の操作を楽にしたい | 自動で解除されるALSOK Connectと、通知で促すセコムのアプリ |
| 費用をとにかく抑えたい | ALSOKのセルフ。ただし通報しない仕組みであることを理解したうえで |
見積もりは、2社以上から同じ条件で取るのが基本です。同じ家でも、担当者が提案するセンサーの数や置き場所が違えば、月額も初期費用も変わります。見積書を並べるときは、月額だけでなく、センサーの数、補償、解約の条件までそろえて見比べてください。
見積もりの場で聞いておきたいのは、次の5つです。1つ目は、家からいちばん近い待機所の場所です。2つ目は、自分から頼んだときの駆けつけの料金です。3つ目は、5年未満で解約したときにかかる金額です。4つ目は、補償の上限と免責の条件です。5つ目は、センサーの数や置き場所を変えたときに月額と初期費用がどう変わるかです。どれも公開ページだけでは答えが出ない項目なので、口頭で聞くだけでなく見積書やメモに残してもらうと、あとで2社を落ち着いて比べられます。
東京都内に住んでいる場合は、防犯機器の購入に使える補助金もあります。東京都の防犯機器等購入緊急補助事業と、区市町村ごとの制度は東京の防犯補助金の記事にまとめています。ホームセキュリティの契約そのものが対象になるかどうかは制度ごとに違うため、申し込む前に各自治体の要綱で確かめてください。

よくある質問
セコムとアルソックは、どちらが早く駆けつけますか。
2社とも到着時間の数字は公開していないため、どちらが早いとは言えません。セコムは全国約2,500ヵ所の緊急発進拠点から、ALSOKはGPSで一番早く着けるガードマンを選んで向かいます。実際の近さは家の場所で変わるので、見積もりのときに最寄りの待機所を聞くのが確実です。
25分以内に来るのは法律で決まっていますか。
警備業法は、都道府県の公安委員会規則で定める基準に従って警備員や待機所を配置するよう求めています。東京都の規則では、特別区は25分、特別区以外は30分で着けるように配置することが基準です。1件ごとの到着時間を約束するものではありません。
月額が安いのはどちらですか。
公開されている一例では、戸建てのレンタルはALSOK(7,865円)、マンションのレンタルはセコム(5,500円)のほうが低くなっています。住まいの種類で入れ替わるうえ、機器の数で変わるため、同じ家で両方の見積もりを取らないと決まりません。
途中で解約するといくらかかりますか。
2社とも解約金の金額は公開していません。セコムは5年未満の途中解約で解約金と保証金の合計額を負担すると書き、ALSOKは解約金を負担する場合があるとしています。契約前に、何年目の解約でいくらかを書面で確かめてください。
賃貸住宅でも付けられますか。
2社とも賃貸住宅での導入に対応しています。無線のセンサーを使い、配線の露出を少なくする施工です。どちらも、事前に貸主や管理会社、管理組合に確認するよう案内しています。
ALSOKの旧社名は何ですか。
綜合警備保障株式会社です。2025年7月に「ALSOK株式会社」へ商号を変更しました。
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各社の料金を1つの表で見たい人はホームセキュリティの費用、ホームセキュリティを付ける前に家まわりでできることは空き巣対策の記事をどうぞ。侵入の手口や狙われやすい場所は侵入窃盗の手口、住んでいる地域の件数は東京の治安ランキングで確かめられます。侵入犯罪の全国の傾向は、警察庁の住まいる防犯110番にもまとまっています。
出典一覧
- セコム「プラン別価格・費用比較一覧」
- セコム「セコムの安心」
- セコム「ホームセキュリティ」
- セコム「会社概要」
- セコム「よくあるご質問」
- セコム「公式アプリ」
- ALSOK「個人のお客様トップ」
- ALSOK「各商品費用・料金比較一覧」
- ALSOK「HOME ALSOK Connect」
- ALSOK「個人向け商品のよくあるご質問」
- ALSOK「会社概要」
- ALSOK「沿革」
- e-Gov法令検索「警備業法」
- 東京都「機械警備業者の即応体制の整備の基準等に関する規則」
- 消費者庁「特定商取引法ガイド 訪問販売」
この記事の料金・条件は、2026年9月24日に両社の公式ページで確認した値です。料金やサービスは変わることがあるため、最新の内容は各社のページと見積もりで確かめてください。




