この記事の情報
データ → 警視庁「区市町村の町丁別、罪種別及び手口別認知件数」(2026年9月18日更新)。令和7年(2025年)までは1年ごとの確定値、令和8年は8月までの累計です。
人口 → 東京都「住民基本台帳による東京都の世帯と人口」令和8年1月1日現在。
集計 → 当サイトが百人町・大久保の7町丁を足し合わせ、人口1,000人あたりを計算しました(2026-09-24)。
新大久保駅の周りに住む前に、治安を数字で確かめたい人向けの記事です。警視庁は駅ごとの数字を出していないため、この記事では町名が「百人町」と「大久保」の町丁、合わせて7町丁を1つずつ集計しました。件数・人口1,000人あたり・罪種・7年分の推移を町丁ごとに並べ、駅のある百人町一丁目とそのほかの6町丁を分けて比べています。
先に結論を書くと、百人町・大久保の7町丁の令和7年の件数は592件でした。そのうち65.5%にあたる388件は、百人町一丁目・大久保一丁目・百人町二丁目の3町丁で起きています。この3町丁に住んでいる人は7町丁の36.0%です。残り4町丁の人口1,000人あたりは9.6件で、新宿区全体の19.6件より小さい値でした。
新大久保駅(百人町・大久保の7町丁)の治安の要点

- 百人町・大久保の7町丁の令和7年の件数は592件。新宿区全体6,977件の8.5%で、人口の割合は9.3%
- 人口1,000人あたりは7町丁で17.8件。駅のある百人町一丁目は39.7件、そのほかの6町丁は15.1件(新宿区全体は19.6件、23区全体は7.5件)
- 件数が多いのは百人町一丁目(145件)・大久保一丁目(125件)・百人町二丁目(118件)。3町丁で65.5%
- 7町丁のうち4町丁は、人口1,000人あたりが新宿区全体(19.6件)を下回る
- 罪種で多いのは自転車盗128件、粗暴犯76件、万引き57件、詐欺41件
- 住まいをねらう侵入窃盗(空き巣・忍込み・居空き)は、令和6年から令和8年8月までの32か月で22件
- 令和7年の件数は令和6年から17件減りました(2.8%減)。平成31年を100とすると105
新大久保駅と百人町・大久保の7町丁
新大久保駅は新宿区にあります。JR東日本の新大久保駅は百人町一丁目10-15にあります(Wikipediaの駅の記事の所在地による)。
警視庁のデータにも都の人口表にも「新大久保」という町丁はなく、駅は百人町一丁目にあります。そこで、駅のある百人町の町丁と、駅の名前に入る大久保の町丁を合わせて集計しました。
この記事では、町名が「百人町」と「大久保」の町丁をすべて集計しました。都の人口表に載っている町丁は7町丁です。そのうち駅のある町丁を「駅のある百人町一丁目」、残りを「そのほかの6町丁」と呼んで分けています。

| 範囲 | 町丁 | 人口(令和8年1月1日) |
|---|---|---|
| 駅のある百人町一丁目 | 百人町一丁目 | 3,656人 |
| そのほかの6町丁 | 大久保一丁目・大久保二丁目・大久保三丁目・百人町二丁目・百人町三丁目・百人町四丁目 | 29,537人 |
| 百人町・大久保の7町丁 | 上の合計 | 33,193人 |
新宿区のすべての町丁の件数は新宿区の治安の記事で集計しています。この記事は、その中から新大久保駅の周りの町丁だけを取り出して細かく見るものです。
百人町・大久保の7町丁の件数(令和7年)
令和7年に百人町・大久保の7町丁で警察が把握した刑法犯は592件でした。町丁ごとに多い順に並べると、百人町一丁目(145件)、大久保一丁目(125件)、百人町二丁目(118件)の順で、4番目の大久保二丁目は99件です。1年で10件以下の町丁はありませんでした。

| 町丁 | 範囲 | 令和7年 | 令和6年 | 令和8年8月まで | 人口 | 1,000人あたり |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 百人町一丁目 | 駅のある町丁 | 145件 | 153件 | 121件 | 3,656人 | 39.7件 |
| 大久保一丁目 | そのほか | 125件 | 116件 | 78件 | 3,725人 | 33.6件 |
| 百人町二丁目 | そのほか | 118件 | 123件 | 86件 | 4,583人 | 25.7件 |
| 大久保二丁目 | そのほか | 99件 | 101件 | 63件 | 7,817人 | 12.7件 |
| 大久保三丁目 | そのほか | 58件 | 56件 | 41件 | 4,803人 | 12.1件 |
| 百人町三丁目 | そのほか | 27件 | 26件 | 24件 | 5,808人 | 4.6件 |
| 百人町四丁目 | そのほか | 20件 | 34件 | 12件 | 2,801人 | 7.1件 |
人口1,000人あたりで比べる
件数は人の多い町丁ほど大きくなるので、令和7年の件数を令和8年1月1日の人口で割り、1,000人あたりに直しました。7町丁の合計では17.8件で、新宿区全体の19.6件より小さい値、23区全体の7.5件より大きい値です。駅のある百人町一丁目は39.7件、そのほかの6町丁は15.1件でした。駅のある百人町一丁目はそのほかの6町丁の約2.6倍です。

町丁ごとに見ると、百人町一丁目が39.7件で最も大きく、大久保一丁目が33.6件、百人町二丁目が25.7件と続きます。反対に最も小さいのは百人町三丁目(4.6件)で、百人町四丁目(7.1件)が続きます。

人口あたりの数字の読み方
警視庁の件数は、犯罪が起きた場所の町丁で数えます。駅の乗り換えや買い物で来た人の被害も、その町丁の件数に入ります。一方で割り算の分母は住んでいる人の数なので、住む人が少ない駅前の町丁ほど1,000人あたりは大きく出ます。7町丁で人口が最も少ないのは百人町四丁目の2,801人で、この町丁の1,000人あたりは7.1件です。住んでいる人の被害の多さを表す数字ではない点に注意してください。
件数の多い3町丁(百人町一丁目・大久保一丁目・百人町二丁目)
7町丁の件数の65.5%が、百人町一丁目・大久保一丁目・百人町二丁目の3町丁で起きています。3町丁の人口は合わせて11,964人で、7町丁の36.0%です。3町丁のうち駅のある町丁は百人町一丁目です。

百人町一丁目(件数145件・1,000人あたり39.7件)
百人町一丁目はJR東日本の新大久保駅がある町丁です。令和7年は145件で7町丁で最も多い件数です。罪種では自転車盗22件、粗暴犯21件、詐欺8件の順でした。令和6年の153件から8件減りました。住まいの侵入(空き巣・忍込み・居空き)は2件、令和8年は8月までで121件です。

大久保一丁目(件数125件・1,000人あたり33.6件)
大久保一丁目はそのほかの6町丁のひとつです。令和7年は125件で7町丁で2番目に多い件数です。罪種では万引き36件、自転車盗17件、粗暴犯16件の順でした。令和6年の116件から9件増えました。7町丁で最も増えた町丁です。住まいの侵入(空き巣・忍込み・居空き)は3件、令和8年は8月までで78件です。
万引きは店のある場所で数えられるので、住む場所として見るときは、万引き以外の罪種に分けて見るほうが実感に近いと考えられます(統計からの推測です)。

百人町二丁目(件数118件・1,000人あたり25.7件)
百人町二丁目はそのほかの6町丁のひとつです。令和7年は118件で7町丁で3番目に多い件数です。罪種では自転車盗29件、万引き18件、粗暴犯14件の順でした。令和6年の123件から5件減りました。住まいの侵入(空き巣・忍込み・居空き)は2件、令和8年は8月までで86件です。

残りの4町丁
件数の多い3町丁を除いた4町丁の令和7年の件数は合わせて204件で、人口は21,229人、1,000人あたりは9.6件でした。町丁ごとに件数と多かった罪種を並べます。
大久保二丁目(そのほか)
令和7年は99件で7町丁で4番目に多い件数、人口7,817人で1,000人あたり12.7件でした。罪種では自転車盗30件、粗暴犯15件、詐欺10件。年ごとには平成31年 107件・令和5年 93件・令和6年 101件・令和7年 99件で、令和8年は8月までで63件です。住まいの侵入は32か月で6件でした。
1,000人あたりの12.7件は、新宿区全体の19.6件より小さい値です。平成31年から令和7年の7年で最も多かったのは平成31年の107件でした。令和8年の63件は8か月分なので、1か月あたりに直すと令和7年より少ないペースです。
大久保三丁目(そのほか)
令和7年は58件で7町丁で5番目に多い件数、人口4,803人で1,000人あたり12.1件でした。罪種では自転車盗18件、粗暴犯6件、占有離脱物横領4件。年ごとには平成31年 39件・令和5年 48件・令和6年 56件・令和7年 58件で、令和8年は8月までで41件です。住まいの侵入は32か月で2件でした。
1,000人あたりの12.1件は、新宿区全体の19.6件より小さい値です。平成31年から令和7年の7年で最も多かったのは令和7年の58件でした。令和8年の41件は8か月分なので、1か月あたりに直すと令和7年より多いペースです。
百人町三丁目(そのほか)
令和7年は27件で7町丁で6番目に多い件数、人口5,808人で1,000人あたり4.6件でした。罪種では自転車盗7件、粗暴犯3件、詐欺2件。年ごとには平成31年 20件・令和5年 14件・令和6年 26件・令和7年 27件で、令和8年は8月までで24件です。住まいの侵入は32か月で0件でした。
1,000人あたりの4.6件は、新宿区全体の19.6件より小さい値です。平成31年から令和7年の7年で最も多かったのは令和7年の27件でした。令和8年の24件は8か月分なので、1か月あたりに直すと令和7年より多いペースです。
百人町四丁目(そのほか)
令和7年は20件で7町丁で最も少ない件数、人口2,801人で1,000人あたり7.1件でした。罪種では自転車盗5件、詐欺5件、粗暴犯1件。年ごとには平成31年 7件・令和5年 7件・令和6年 34件・令和7年 20件で、令和8年は8月までで12件です。住まいの侵入は32か月で0件でした。
1,000人あたりの7.1件は、新宿区全体の19.6件より小さい値です。平成31年から令和7年の7年で最も多かったのは令和6年の34件でした。令和8年の12件は8か月分なので、1か月あたりに直すと令和7年より少ないペースです。
7町丁の罪種別の件数(令和7年)
| 町丁 | 自転車盗 | 粗暴犯 | 万引き | 詐欺 | 侵入窃盗 | 総数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 百人町一丁目 | 22 | 21 | 2 | 8 | 3 | 145 |
| 大久保一丁目 | 17 | 16 | 36 | 7 | 5 | 125 |
| 百人町二丁目 | 29 | 14 | 18 | 6 | 5 | 118 |
| 大久保二丁目 | 30 | 15 | 0 | 10 | 7 | 99 |
| 大久保三丁目 | 18 | 6 | 0 | 3 | 1 | 58 |
| 百人町三丁目 | 7 | 3 | 1 | 2 | 1 | 27 |
| 百人町四丁目 | 5 | 1 | 0 | 5 | 0 | 20 |
単位は件です。総数には、表にない罪種(オートバイ盗・占有離脱物横領・置引きなど)も含まれます。件数の少ない町丁は、数件の違いで1,000人あたりも大きく動きます。
平成31年から令和7年までの推移
百人町・大久保の7町丁の件数は、平成31年(2019年)が564件でした。7年の中で最も少なかったのは令和3年(2021年)の479件、最も多かったのは令和6年(2024年)の609件です。令和7年は592件で、令和6年から17件減りました(2.8%減)。同じ期間の新宿区全体は952件増えました(15.8%増)。

平成31年を100とした指数で新宿区全体と比べると、令和7年は百人町・大久保の7町丁が105、新宿区全体が118で、どちらも平成31年を上回っています。

駅のある百人町一丁目とそのほかの6町丁を分けると、駅のある百人町一丁目は令和6年の153件から令和7年は145件に減りました。そのほかの6町丁は令和6年の456件から令和7年は447件に減りました。

| 年 | 駅のある百人町一丁目 | そのほかの6町丁 | 百人町・大久保の7町丁 | 新宿区全体 |
|---|---|---|---|---|
| 平成31年(2019年) | 156件 | 408件 | 564件 | 5,898件 |
| 令和2年(2020年) | 113件 | 369件 | 482件 | 4,739件 |
| 令和3年(2021年) | 121件 | 358件 | 479件 | 4,421件 |
| 令和4年(2022年) | 136件 | 380件 | 516件 | 4,820件 |
| 令和5年(2023年) | 164件 | 379件 | 543件 | 5,537件 |
| 令和6年(2024年) | 153件 | 456件 | 609件 | 6,025件 |
| 令和7年(2025年) | 145件 | 447件 | 592件 | 6,977件 |
| 令和8年(8月までの累計) | 121件 | 304件 | 425件 | 4,844件 |
罪種別に見る(令和7年)
百人町・大久保の7町丁の罪種の割合を新宿区全体と比べると、自転車盗(21.6%と12.5%)・侵入窃盗(3.7%と2.6%)・車上ねらい(1.5%と0.7%)の割合が大きく、粗暴犯(12.8%と14.6%)・万引き(9.6%と12.7%)・詐欺(6.9%と9.9%)・オートバイ盗(0.5%と0.7%)の割合は小さくなっています。かっこの中は、前が百人町・大久保の7町丁、後ろが新宿区全体の割合です。

割合ではなく人口1,000人あたりで比べると、駅のある百人町一丁目は自転車盗6.02件(新宿区全体2.46件)、粗暴犯5.74件(新宿区全体2.86件)、万引き0.55件(新宿区全体2.50件)、詐欺2.19件(新宿区全体1.94件)、住まいの侵入0.55件(新宿区全体0.13件)でした。自転車盗・粗暴犯・詐欺・住まいの侵入は新宿区全体より大きく、万引きは新宿区全体より小さい値です。

| 罪種 | 駅のある百人町一丁目 | そのほかの6町丁 | 百人町・大久保の7町丁 | 新宿区全体 |
|---|---|---|---|---|
| 自転車盗 | 22件(15.2%) | 106件(23.7%) | 128件(21.6%) | 873件(12.5%) |
| 粗暴犯 | 21件(14.5%) | 55件(12.3%) | 76件(12.8%) | 1,016件(14.6%) |
| 万引き | 2件(1.4%) | 55件(12.3%) | 57件(9.6%) | 889件(12.7%) |
| 詐欺 | 8件(5.5%) | 33件(7.4%) | 41件(6.9%) | 688件(9.9%) |
| 占有離脱物横領 | 7件(4.8%) | 11件(2.5%) | 18件(3.0%) | 250件(3.6%) |
| 置引き | 2件(1.4%) | 4件(0.9%) | 6件(1.0%) | 119件(1.7%) |
| オートバイ盗 | 1件(0.7%) | 2件(0.4%) | 3件(0.5%) | 50件(0.7%) |
| 車上ねらい | 3件(2.1%) | 6件(1.3%) | 9件(1.5%) | 51件(0.7%) |
| 侵入窃盗 | 3件(2.1%) | 19件(4.3%) | 22件(3.7%) | 184件(2.6%) |
| 住まいの侵入(空き巣・忍込み・居空き) | 2件(1.4%) | 8件(1.8%) | 10件(1.7%) | 46件(0.7%) |
| すり | 7件(4.8%) | 2件(0.4%) | 9件(1.5%) | 218件(3.1%) |
| ひったくり | 2件(1.4%) | 3件(0.7%) | 5件(0.8%) | 20件(0.3%) |
| 総数 | 145件 | 447件 | 592件 | 6,977件 |
かっこの中は、その範囲の総数に占める割合です。粗暴犯は暴行・傷害・脅迫・恐喝など、占有離脱物横領は落とし物や放置された自転車を持ち去るような犯罪です。
| 罪種(人口1,000人あたり) | 駅のある百人町一丁目 | そのほかの6町丁 | 百人町・大久保の7町丁 | 新宿区全体 |
|---|---|---|---|---|
| 自転車盗 | 6.02件 | 3.59件 | 3.86件 | 2.46件 |
| 粗暴犯 | 5.74件 | 1.86件 | 2.29件 | 2.86件 |
| 万引き | 0.55件 | 1.86件 | 1.72件 | 2.50件 |
| 詐欺 | 2.19件 | 1.12件 | 1.24件 | 1.94件 |
| 侵入窃盗 | 0.82件 | 0.64件 | 0.66件 | 0.52件 |
| 住まいの侵入(空き巣・忍込み・居空き) | 0.55件 | 0.27件 | 0.30件 | 0.13件 |
そのほかの6町丁を人口1,000人あたりで新宿区全体と比べると、粗暴犯・万引き・詐欺は小さく、自転車盗・住まいの侵入は大きい値でした。
令和6年と令和7年を比べると、万引き・粗暴犯は増え、自転車盗・詐欺は減っています。令和8年は8か月分なので、1年分と比べるときは注意してください。
| 罪種(百人町・大久保の7町丁) | 令和6年 | 令和7年 | 令和8年8月まで |
|---|---|---|---|
| 自転車盗 | 144件 | 128件 | 82件 |
| 万引き | 50件 | 57件 | 42件 |
| 粗暴犯 | 69件 | 76件 | 60件 |
| 詐欺 | 51件 | 41件 | 35件 |
| 侵入窃盗 | 17件 | 22件 | 7件 |
| 住まいの侵入(空き巣・忍込み・居空き) | 9件 | 10件 | 3件 |
| 占有離脱物横領 | 20件 | 18件 | 15件 |
| 置引き | 6件 | 6件 | 9件 |
自転車盗(7町丁で128件)
自転車盗は7町丁で128件あり、罪種の中で最も多い件数です。町丁では大久保二丁目の30件が最も多く、百人町二丁目(29件)、百人町一丁目(22件)が続きます。令和6年の144件、令和7年の128件に対し、令和8年は8月までで82件です。


駅まで自転車を使う人は、駅前の駐輪場や自宅の駐輪場での対策が中心になります。鍵を2つ付ける、屋根のある明るい場所に止める、防犯登録をしておくといった基本の対策が役に立ちます。鍵の選び方や防犯登録の手続きは自転車の盗難対策の記事にまとめています。
万引き(7町丁で57件)
万引きは57件のうち、大久保一丁目と百人町二丁目の2町丁で54件、94.7%を占めます。駅のある百人町一丁目を除いたそのほかの6町丁の合計は55件でした。万引きの被害にあうのは主に店なので、住む人の暮らしへの影響は他の罪種より小さいと考えられます(統計からの推測です)。

粗暴犯(7町丁で76件)
暴行・傷害などの粗暴犯は76件で、うち百人町一丁目と大久保一丁目の2町丁で37件、48.7%でした。内訳は暴行40件、傷害29件です。駅のある百人町一丁目を除いたそのほかの6町丁の合計は55件でした。

警視庁の統計には時間帯が載っていないため、夜に多いかどうかはこのデータからは分かりません。人が集まる駅前や飲食店の多い場所で起きやすい罪種だと考えられますが、統計からの推測です。
詐欺(7町丁で41件)
詐欺は41件で、駅のある百人町一丁目が8件、そのほかの6町丁が33件でした。総数に占める割合は駅のある百人町一丁目が5.5%、そのほかの6町丁が7.4%、新宿区全体が9.9%です。令和8年は8月までで35件です。


詐欺は警察が被害を把握した場所で数えられます。家族に高齢の人がいる場合は、特殊詐欺の対策もあわせて確認してください。
住まいをねらう侵入窃盗(32か月で22件)
空き巣・忍込み・居空きの3つを合わせた住まいの侵入窃盗は、令和7年の7町丁で10件(空き巣9件、忍込み1件、居空き0件)でした。令和6年から令和8年8月までの32か月に広げると22件で、1件以上あった町丁は5町丁(大久保一丁目・大久保二丁目・大久保三丁目・百人町一丁目・百人町二丁目)です。

件数が少ないからといって被害がゼロになるわけではありません。1階や戸建てに住む場合は、玄関と窓の鍵を見直しておくと安心です。手口ごとの入り方は侵入窃盗の手口、具体的な対策は空き巣対策にまとめています。


令和6年から令和7年で増えた町丁・減った町丁
1年の確定値どうしで比べると、最も増えたのは大久保一丁目(116件から125件へ9件増)、最も減ったのは百人町四丁目(34件から20件へ14件減)でした。件数の少ない町丁は、数件の差で順位が大きく動きます。1年だけの増減で判断せず、上の推移とあわせて見てください。

7町丁すべての推移は次の表のとおりです(単位は件)。
| 町丁 | 範囲 | 平成31年 | 令和2年 | 令和3年 | 令和4年 | 令和5年 | 令和6年 | 令和7年 | 令和8年8月まで |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 大久保一丁目 | そのほか | 128 | 122 | 114 | 97 | 113 | 116 | 125 | 78 |
| 大久保二丁目 | そのほか | 107 | 104 | 78 | 103 | 93 | 101 | 99 | 63 |
| 大久保三丁目 | そのほか | 39 | 30 | 41 | 33 | 48 | 56 | 58 | 41 |
| 百人町一丁目 | 駅のある町丁 | 156 | 113 | 121 | 136 | 164 | 153 | 145 | 121 |
| 百人町二丁目 | そのほか | 107 | 89 | 98 | 117 | 104 | 123 | 118 | 86 |
| 百人町三丁目 | そのほか | 20 | 11 | 14 | 14 | 14 | 26 | 27 | 24 |
| 百人町四丁目 | そのほか | 7 | 13 | 13 | 16 | 7 | 34 | 20 | 12 |
令和8年(8月まで)の動き
令和8年は8月までの累計で、百人町・大久保の7町丁が425件、新宿区全体が4,844件です。1年分ではないので、1か月あたりに直して比べます。百人町・大久保の7町丁は令和7年の1か月あたり49.3件に対し、令和8年は53.1件でした。新宿区全体は581.4件から605.5件です。駅のある百人町一丁目は12.1件から15.1件、そのほかの6町丁は37.2件から38.0件でした。

月ごとの件数には季節の偏りがあるため、この比べ方は目安です。年の終わりに確定値が出たら、1年分どうしで比べ直します。
暮らし方ごとに見る数字
同じ町丁の数字でも、暮らし方によって気にするべき罪種は変わります。住む場所を選ぶときは、総数よりも自分に関係する罪種を見るほうが判断しやすくなります。

- 駅まで自転車を使う → 自転車盗。7町丁で128件、町丁では大久保二丁目・百人町二丁目・百人町一丁目が多い
- 夜に駅前を歩く → 粗暴犯。百人町一丁目と大久保一丁目で7町丁の48.7%
- 1階や戸建てに住む → 住まいの侵入。32か月で22件
- 家族に高齢の人がいる → 詐欺。7町丁で41件、総数の6.9%
夜の帰り道が気になる場合は、玄関や駐輪場に明かりを足したり、来た人を記録できる機器を付けたりする方法があります。

町丁の数字を読むときの注意

- 認知件数は警察が把握した件数です。届け出のなかった被害は入っていません
- 件数は犯罪が起きた場所の町丁で数えます。住んでいる人が被害にあった数ではありません
- 人口あたりは、住む人が少ない駅前の町丁ほど大きくなります
- 令和8年は8月までの累計です。令和7年までの1年分と、そのまま並べないでください
- 警視庁のデータには「公表当時の暫定値であり、他の統計値と異なる場合があります」と注記があります
自分で確かめる方法
この記事の数字は、警視庁が公開しているCSVから誰でも確かめられます。警視庁の町丁別の認知件数のページから年のCSVを開き、「新宿区」と町名で探してください。丁目は全角の数字で書かれています。人口は東京都の町丁別の人口の表にあります。

地図で見たい場合は、警視庁の防犯アプリ「デジポリス」が使えます。アプリの地図には、過去1か月の不審者情報などが地域別に色分けして表示されます(2026年10月25日に確認)。
新宿区の防犯の補助金
新宿区の「防犯カメラなどの防犯対策用品の購入補助事業」は、費用の2分の1・上限2万円で、申請は令和9年1月31日までです。区のチラシには、補助金は今年度(令和8年度)で最後と書かれています。
対象になる機器や申請の流れは新宿区の防犯の補助金の記事にまとめています。申請の前に、区の最新の案内もあわせて確認してください。
新宿区と東京都の治安の記事
新宿区の全町丁の件数と罪種は新宿区の治安の記事に、東京都の62区市町村の順位は東京都の治安ランキングにまとめています。ほかの駅は北千住駅・蒲田駅・錦糸町駅・池袋駅・赤羽駅の治安の記事でも同じ方法で集計しています。
よくある質問
新大久保駅の周りの治安は数字で見るとどうですか?
百人町・大久保の7町丁の令和7年の件数は592件、人口1,000人あたり17.8件で、新宿区全体の19.6件より小さい値です。件数の65.5%は百人町一丁目・大久保一丁目・百人町二丁目の3町丁に集まっていて、残り4町丁の1,000人あたりは9.6件でした。どの町丁に住むかで、見える数字が大きく変わります。
駅のある町丁と、そのほかの町丁で違いはありますか?
令和7年の人口1,000人あたりは、駅のある百人町一丁目が39.7件、そのほかの6町丁が15.1件でした。そのほかの6町丁のほうが小さい値です。駅のある町丁は、買い物や乗り換えで来た人の被害も数に入る点に注意してください。
新大久保駅の周りで空き巣は多いですか?
空き巣・忍込み・居空きを合わせた住まいの侵入窃盗は、百人町・大久保の7町丁で令和7年に10件、令和6年から令和8年8月までの32か月で22件でした。人口1,000人あたりでは駅のある百人町一丁目が0.55件、そのほかの6町丁が0.27件、新宿区全体が0.13件です。
自転車盗が多い町丁はどこですか?
令和7年は大久保二丁目が30件で最も多く、百人町二丁目が29件、百人町一丁目が22件でした。
件数は増えていますか?
百人町・大久保の7町丁の令和7年は592件で、令和6年から17件減りました(2.8%減)。平成31年を100とすると105です。令和8年は8月までの1か月あたりが53.1件で、令和7年の49.3件と比べて多いペースです。
新宿区の防犯の補助金はありますか?
新宿区の「防犯カメラなどの防犯対策用品の購入補助事業」は、費用の2分の1・上限2万円で、申請は令和9年1月31日までです。区のチラシには、補助金は今年度(令和8年度)で最後と書かれています。詳しくは新宿区の防犯の補助金の記事を見てください。




