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日照時間と日射量は気象庁の東京の平年値(統計期間1991〜2020年)、補助の扱いは東京都と都内の区市の資料、電池は製品評価技術基盤機構(NITE)と環境省、工事の資格は経済産業省、無線の機器は総務省、ネットワークの安全は港区とNOTICEの資料を、2026年9月24日までに確認して書いています。仕組みや弱点の説明は、検索上位の業者の記事を当サイトが読み比べた結果です。特定の業者や商品はすすめておらず、この記事に広告リンクはありません。
駐車場や物置、庭の奥など、コンセントが近くにない場所にも防犯カメラを付けたい。そう考えて調べると、ソーラーパネルで動くカメラが目に入ります。配線がいらず、電気代もかからないと聞くと、手軽に思えます。
一方で、冬や雨の日でも本当に動き続けるのか、補助金は使えるのか、電池は安全なのかといった心配も出てきます。この記事では、東京に住む人が買う前に確かめておきたいことを、気象庁の平年値と、都内の区市の補助の資料、国の機関の注意喚起をもとに整理しました。商品の比較やおすすめは載せていません。


ソーラー防犯カメラの仕組み
業者の記事では、仕組みを「ソーラー防犯カメラは、ソーラーパネル・内蔵バッテリー・カメラ本体の3つで構成されています。」と説明しています。昼間にパネルで発電した電気をバッテリーにためておき、その電気でカメラを動かす形です。
防犯カメラの電気の取り方は、大きく分けてコンセントから取るもの、ソーラーパネルで発電するもの、充電式の電池で動くものがあります。同じ記事は、この3つを次のように比べています。
| 給電のしかた | 電源工事 | 録画 | 向いている場所 |
|---|---|---|---|
| コンセント(AC電源) | コンセントか電源工事が必要 | 常時録画が可能 | 電源が取れる場所 |
| ソーラー | 不要(パネル設置のみ) | 動体検知録画など | 電源がなく、日当たりのよい屋外 |
| 充電式の電池 | 不要(定期的な充電が必要) | 動体検知録画 | 記事に記載なし |
表の出どころは業者の記事で、公的機関がまとめたものではありません。ただ、ソーラー式が「電源がなく、日当たりのよい屋外」に向くという整理は、この先の話の前提になります。日当たりが悪ければ発電が足りず、電池の残りが減っていくからです。

東京の冬は、晴れる時間が長くても届くエネルギーが少ない
ソーラー式で一番気になるのは、冬や梅雨どきに発電が足りるかどうかです。ここでは気象庁が公表している東京の平年値(1991〜2020年の30年間の平均)から、月ごとの日照時間と全天日射量を並べます。日照時間は日が照っていた時間の合計、全天日射量は地面が受ける太陽のエネルギーの量です。
| 月 | 日照時間(時間・月の合計) | 全天日射量(MJ/㎡・1日平均) |
|---|---|---|
| 1月 | 192.6 | 9.4 |
| 2月 | 170.4 | 11.5 |
| 3月 | 175.3 | 13.3 |
| 4月 | 178.8 | 16.1 |
| 5月 | 179.6 | 17.3 |
| 6月 | 124.2 | 14.8 |
| 7月 | 151.4 | 15.6 |
| 8月 | 174.2 | 15.8 |
| 9月 | 126.7 | 11.9 |
| 10月 | 129.4 | 9.8 |
| 11月 | 149.8 | 8.6 |
| 12月 | 174.4 | 8.1 |
| 年 | 1926.7 | 12.7 |
日照時間だけを見ると、東京で一番長いのは1月の192.6時間で、12月も174.4時間あります。冬の東京は晴れる日が多いので、ソーラー式でも心配なさそうに見えます。一番短いのは梅雨の6月の124.2時間で、秋の9月(126.7時間)と10月(129.4時間)も短めです。

ところが、全天日射量で見ると順番が大きく変わります。一番多いのは5月の17.3で、一番少ないのは12月の8.1です。11月は8.6、1月は9.4で、冬の3か月はどれも10を下回っています。

12月の日射量を5月と比べると、8.1÷17.3で約47%です。11月は約50%、1月は約54%でした。日照時間は12月も5月もほぼ同じなのに、地面に届くエネルギーは半分以下になります。晴れている時間の長さと、受け取るエネルギーの量は別のものとして見ておく必要があります。
| 月 | 全天日射量(MJ/㎡) | 5月(17.3)と比べると |
|---|---|---|
| 11月 | 8.6 | 約50% |
| 12月 | 8.1 | 約47% |
| 1月 | 9.4 | 約54% |

気をつけたいのは、この全天日射量が水平な面で受ける量だという点です。実際のパネルは壁や柱に斜めに付けることが多く、向きや角度、建物や木の影で受け取る量は変わります。この記事では、発電量や何日動くかの数字には換算していません。製品ごとの条件は、メーカーの説明で確かめてください。
平年値には建物の影が入っていないので、付けたい場所が冬の昼間に隣の家や木の影に入らないかを、実際に一度見ておくと安心です。


業者の記事が挙げる、ソーラー式の弱点
ソーラー式のカメラを扱う業者の記事でも、向かない使い方ははっきり書かれています。ここでは2本の記事の説明を紹介します。どちらも民間の説明で、機種によって違いがあります。
常時録画には向かない
ある記事は「常時録画は、消費電力が大きすぎてソーラー給電では成立しません。」と書いています。先の表でも、ソーラー式の録画は動体検知録画などになっていました。人や車が動いたときだけ録る形が基本と考えておくと、期待とのずれが小さくなります。
同じ記事は「事故・盗難の証拠を絶対に取り逃がしてはいけない場所には、ソーラー式は向きません。」とも書いています。何を撮りたいのかによって、電源の取れる場所にコンセント式のカメラを付けるほうが合う場合もあります。
電池が空になると、しばらく止まる
電池が空になったあとの動きについては、「バッテリーが空になって停止したカメラは、日が出てもすぐには動き出さず、バッテリーが一定量まで充電されてから再起動する機種が多く、その間は録画も通知も止まります」と説明しています。冬の曇りが続いた後などは、朝に日が出てもすぐには録画が戻らないことがあると考えておきます。
電気を多く使う機能
夜間の機能やアプリの使い方でも電池の減り方が変わります。記事は「夜間のスポットライト(カラー暗視)、首振り・ズームの遠隔操作、アプリからの長時間ライブ視聴、双方向通話などは、いずれも消費電力が増える」としています。便利な機能ほど電気を使うので、冬は使い方を控えめにするなどの工夫が要ります。
天候不順と日照不足
別の記事も、デメリットとして「天候不順や日照不足でバッテリー残量が不足する場合がある」を挙げています。先に見た東京の日射量の少ない冬と、日照時間の短い梅雨や秋の長雨は、とくに注意したい時期です。

季節ごとに気をつけたいこと
ここまでの気象庁の平年値と、後で紹介するNITEの注意喚起を合わせると、1年の中で気をつけたい時期が3つに分かれます。発電が足りなくなりやすい時期と、電池の扱いに気を配りたい時期は別です。
| 時期 | 平年値や資料から読めること | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 11月〜1月 | 日照時間は長いが、全天日射量は5月の約47%〜約54% | 電池の残りが減っていないか、時々確かめる |
| 6月、9月、10月 | 日照時間が短い(6月は124.2時間で1年で最も短い) | 雨の日が続いたあとに、録画が止まっていないか確かめる |
| 6月〜8月 | リチウムイオン電池搭載製品の事故がピークを迎える(NITE) | 充電・使用時は時々様子を見て、異常を感じたらすぐに中止する |
冬は発電、夏は電池の熱と、季節によって見ておくところが変わります。設置した後も、季節の変わり目に一度カメラの状態を確かめる習慣をつけておくと、止まっていたことに後から気づくという事態を減らせます。
録画の保存先と通信
同じ記事は、デメリットとして「オンプレミス型では盗難・破損時に録画データを確認できない場合がある」も挙げています。カメラが盗まれたり壊されたりしたときに、映像を見られなくなる場合があるということです。
通信のしかたも確かめておきたい点です。記事は「屋外で使われる主な通信方式は、近くの無線LANに接続する方法と、SIMカードで携帯電話回線(LTE)を利用する方法の2つです。」とし、「無線LANは既存の回線を使えるメリットがありますが、電波の届く範囲が限られます。」と書いています。携帯電話回線についても「携帯電波が弱いエリアでは映像が途切れるおそれもある」としています。
コンセントのない場所に付けられることがソーラー式の良さですが、家から離れた場所ほど家のWi-Fiが届きにくくなります。付けたい場所で、スマートフォンのWi-Fiや携帯の電波がどれくらい入るかを先に確かめておくと、付けてから映像が見られないという失敗を避けられます。


都内の補助金で、パネルが対象外になる区市
東京都と区市町村は、住まいの防犯機器の購入に補助を出しています。東京都のページは「申請先はお住まいの区市町村です。」としています。当サイトが都内53自治体の制度を調べたところ、防犯カメラはすべての自治体で補助の対象になっていました。ソーラー式のカメラだから対象外、というわけではありません。
気をつけたいのは、カメラとは別に買い足すソーラーパネルです。区市の資料を読み比べたところ、確認した7区市のうち6区市が、別売りや後付けのソーラーパネルを補助の対象外としていました。
| 区市 | 資料での書き方 |
|---|---|
| 町田市 | 対象外の一例に「ソーラーパネル」と「予備バッテリー」 |
| 小金井市 | 「必要最低限の範囲外の記録媒体(SDカード等)や周辺機器(データ保管拡張機器やスマートリモコン、ソーラーパネル等)は対象外となります。」 |
| 武蔵野市 | 小金井市と同じ文言 |
| 西東京市 | 「オプションで追加したハードディスク、モニター、ソーラーパネルなどは対象外となります。」 |
| 江東区 | 「本体、設置費とは別に費用が掛かる関連機器(SDカード等の記憶媒体、モニター、ソーラーパネル、電池、スマートロックの認証パッド など)は補助対象外となります。」 |
| 大田区 | 対象外の事例に「稼働時間を延ばすための後付けのソーラーパネル」 |

大田区は、対象外の事例に「稼働時間を伸ばすためのバッテリー等」も挙げる一方で、対象の範囲を「機器本体及び機器の作動に必要な最低限の範囲で購入する電池や記録用メディア」としています。カメラを動かすのに最低限要る電池は対象、動く時間を延ばすための追加は対象外、という線の引き方です。
中野区は給電器具として対象。ただし1つだけ
中野区は扱いが違います。Q&A集では、対象になる付属品として「給電器具(ソーラーパネル、電源アダプター(給電配線)、電池(充電池・充電器))」を挙げています。そのうえで「給電方法が重複する場合は、いずれか1つの給電器具が対象です。」としています。
さらに「防犯機器を購入した際に上記付属品がセットとなっている場合に、別に付属品の購入は、対象外となります。」という注記もあります。パネルがセットになったカメラを買い、そこへ電源アダプターを別に買い足した場合などは、足した分が対象にならない可能性があります。
| 区 | 対象になるもの | 対象にならないもの |
|---|---|---|
| 大田区 | 機器本体、作動に必要な最低限の範囲で購入する電池や記録用メディア | 稼働時間を伸ばすためのバッテリー等、稼働時間を延ばすための後付けのソーラーパネル |
| 中野区 | 給電器具(ソーラーパネル、電源アダプター、電池)。給電方法が重なるときはいずれか1つ | セットになっている付属品を別に買った分 |

まとめると、パネルが本体とセットになった製品か、別売りのパネルを買い足すのかで、補助の扱いが変わりえます。上の7区市以外は、この記事では個別に確かめていません。買う前に、住んでいる区市町村の対象品目の一覧やQ&Aを見て、わからなければ窓口に問い合わせてください。各区市の制度の詳細は、当サイトの東京都の防犯補助金まとめから探せます。
区市ごとの記事は、町田市、小金井市、武蔵野市、西東京市、江東区、大田区、中野区にもあります。
港区の参考価格と、カメラの貸与
ソーラー式の防犯カメラの価格について、公的機関が目安を示している資料は見つかりませんでした。防犯カメラ全体では、港区のパンフレットが、防犯カメラシステムの取付け又は交換の参考価格を約30,000~100,000円としています。パンフレットは「※上記表中の金額はあくまで工事や設置等に係る参考価格を記載したものです。」と断っています。
港区にはもう一つ、買わずに試せる制度があります。区は「屋外に設置できる「防犯カメラ(トレイルカメラ)」を無償で貸与します。取付け・取外しの費用も区が負担します。※電池代等の維持管理費は申請者負担となります。」としています。貸与期間は「原則として3か月とし、必要に応じて3か月を限度に延長します。」です。港区に住んでいて、対象になる人は、まず区に問い合わせてみる手もあります。

港区の制度は港区の防犯補助金で、防犯カメラの費用全体は防犯カメラの設置費用で詳しく書いています。
電池の安全と、捨てるときの注意
ソーラー式のカメラは、発電した電気を電池にためて動きます。どんな電池を使うかは製品によって違いますが、リチウムイオン電池を使う製品なら、国の機関が出している注意を知っておきたいところです。
製品評価技術基盤機構(NITE)は、2025年6月26日の注意喚起で次のように書いています。「2020年から2024年までの5年間にNITE(ナイト)に通知された製品事故情報では、「リチウムイオン電池搭載製品」の事故は1860件ありました。事故の約85%(1860件中1587件)が火災事故に発展し、事故発生件数は春から夏にかけて気温の上昇とともに増加する傾向にあり、6月~8月にかけてピークを迎えます。」
この1860件は、リチウムイオン電池を使う製品全体の数で、ソーラー式の防犯カメラだけの件数ではありません。1587件を1860件で割ると85.3%で、火災以外の事故は273件でした。

NITEは事故を防ぐ3つのポイントを挙げています。1つ目は「正しく購入する」で、「連絡先が確かなメーカーや販売店から購入する。」「リコール対象ではないことを確認して購入し、購入後も常に最新の情報をチェックする。」「安価な「非純正バッテリー」が抱えるリスクについて理解する。」としています。
2つ目は「正しく使用する」で、「高温下に放置するなどして熱を与えない。」「強い衝撃を与えない。」です。3つ目は「正しく対処する」で、「充電・使用時は時々様子を見て、異常を感じたらすぐに充電・使用を中止する。」「万が一発火した場合は大量の水で消火し、可能な限り水没させた状態で、119番通報する。」としています。
| ポイント | NITEの呼びかけ |
|---|---|
| 正しく購入する | 連絡先が確かなメーカーや販売店から購入する。リコール対象ではないことを確認して購入し、購入後も最新の情報をチェックする。非純正バッテリーのリスクを理解する |
| 正しく使用する | 高温下に放置するなどして熱を与えない。強い衝撃を与えない |
| 正しく対処する | 異常を感じたらすぐに充電・使用を中止する。発火した場合は大量の水で消火し、119番通報する |

NITEの事故が6月~8月に多いことを考えると、屋外に付けるカメラは夏の置き場所にも気を配っておきたいところです。買うときは、1つ目の「連絡先が確かなメーカーや販売店から購入する。」を意識して選びます。
使わなくなったら、区市町村のルールで捨てる
環境省は、リチウムイオン電池について「強い衝撃や高温環境に弱く、それらが理由で発火に至ることがあり、廃棄物処理施設等で火災等が発生しています。」としています。捨て方は「不要になったリチウムイオン電池やリチウムイオン電池を使用している製品は、ご家庭から出る場合は、お住まいの市区町村のごみ捨てルールに従って、捨ててください。」です。
カメラを買い替えたときや壊れたときに、ほかのごみに混ぜて出さないようにします。電池を取り外せるか、どの日に何として出すかは、区市町村のごみの案内で確かめてください。

取り付けに電気工事の資格は要るか
ソーラー式はコンセントから電気を取らないので、コンセントを増やすような配線の工事の話にはなりにくい形です。ただ、付け方によって話は変わるので、「電気工事はいらない」と決めつけずに確かめておきます。
経済産業省の資料は、資格がなくてもできる軽微な工事について「電気工事士資格が不要となる作業は、上記の接続器や開閉器とコード又はキャブタイヤケーブルを接続する工事に限られます。」としています。一方、資格が要る作業には「電線を直接造営材その他の物件(がいしを除く。)に取り付け、又はこれを取り外す作業」や「配線器具を造営材その他の物件に取り付け、若しくはこれを取り外し、又はこれに電線を接続する作業(露出型点滅器又は露出型コンセントを取り換える作業を除く。)」が入っています。
パネルとカメラを付属のケーブルでつなぐだけなのか、家の電気の配線に手を加えるのかで扱いが変わりえます。自分の取り付け方がどちらに当たるか迷ったら、電気工事士のいる業者に確かめてください。

なお、補助金を使う場合、工事費が対象になるかどうかは自治体によって違います。業者に頼んだときの費用の扱いは、防犯カメラの設置費用の記事でまとめています。

Wi-Fiでつなぐなら、技適マークを確かめる
スマートフォンで映像を見るカメラの多くは、Wi-Fiなどの電波を使います。総務省は「特に、特定小電力のトランシーバー、家庭やオフィスで使用するWi-Fi(無線LAN)、コードレス電話、Bluetoothの機器などは、技適マークが付いていれば、無線局の免許を受けないで使用できます。」としています。
反対に「技適マークの付いていない無線LAN機器の使用は電波法違反(※)になる恐れがあります。」とも書いています。罰則は「1年以下の拘禁刑又は100万円以下の罰金」です。Wi-Fiでつなぐカメラは、技適マークがあるかを買う前に確かめてください。

初期パスワードのまま使わない
ネットにつながるカメラは、設定を誤ると映像を他人に見られるおそれがあります。港区の資料は「ネットワーク(IP)カメラを初期パスワードのまま利用していたなどの原因により、防犯カメラに不正にアクセスされ、個人情報流出の危険性が生じる事例が発生しています。」としています。
同じ資料のチェックリストは、「むやみにカメラをインターネットに接続しない」「カメラのパスワードは初期値から変更する」「Web以外の不要なサーバ機能は停止する」「カメラの製品サイトを確認し、バージョンアップする」の4つです。ネットにつながる機器の安全な使い方は、NOTICEのページでも案内されています。

付ける場所と、映す範囲
補助の条件としても、近所との関係でも、映す範囲は大切です。昭島市は「撮影範囲は住宅等の敷地内とし、近隣住民等のプライバシー保護に留意してください。」としています。隣の家の窓や道路を大きく映さない向きにしておきます。
付ける位置について、政府広報オンラインは「センサーライトや防犯カメラを外部から見える位置に設置し、侵入しにくい家であることをアピールします。このとき、防犯カメラはダミーのものではなく、実際に録画機能があるものを選びましょう。さらに、死角が発生しないよう、複数のカメラを取り付けるとなお良いでしょう。」と書いています。警察庁の住まいる防犯110番も「防犯設備機器(防犯カメラシステム、センサー付きライト、テレビ付きインターホン等)の有効活用は、侵入犯罪の抑止に効果的です。」としています。
ソーラー式の場合は、外から見える位置であることに加えて、パネルに日が当たる位置であることも条件になります。

住まい全体の防犯の考え方は、空き巣対策の記事にまとめています。
ここまでのまとめ
ソーラー防犯カメラは、コンセントのない場所に付けられる一方で、日当たりと季節に左右されます。東京の冬は晴れる時間が長くても、全天日射量は5月の半分ほどです。業者の記事も、常時録画には向かないこと、電池が空になると充電されるまで止まることを弱点として挙げています。
お金の面では、カメラ本体は都内53自治体すべてで補助の対象でしたが、別売りや後付けのパネルは6区市で対象外でした。安全の面では、リチウムイオン電池を使う製品なら熱と衝撃を避け、捨てるときは区市町村のルールに従います。Wi-Fiでつなぐなら技適マークと、初期パスワードの変更も忘れずに確かめてください。
買う前のチェックリスト

- 付けたい場所に、冬の昼間も日が当たるかを見た
- 冬は日射量が5月の半分ほどになることを知っている
- 常時録画が必要な場所ではないかを考えた
- 付けたい場所まで、Wi-Fiや携帯の電波が届くかを確かめた
- 別売りのパネルや電池が補助の対象かを、区市町村の資料で確かめた
- 連絡先が確かなメーカーや販売店から買う
- Wi-Fiでつなぐ機器は、技適マークがあるかを確かめた
- パスワードを初期値から変え、ソフトを最新にした
よくある質問
冬の東京でもソーラー防犯カメラは動きますか?
動くかどうかは製品と設置場所によるため、この記事では言い切れません。気象庁の平年値では、東京の12月の日照時間は174.4時間と長い一方、全天日射量は8.1で、5月の17.3の約47%です。冬の昼間に日が当たる場所か、メーカーが冬の使い方をどう説明しているかを確かめてください。
常時録画はできますか?
業者の記事では「常時録画は、消費電力が大きすぎてソーラー給電では成立しません。」と書かれており、ソーラー式の録画は動体検知録画などが中心です。常に録画したい場所には、電源の取れるカメラが合う場合があります。
ソーラー防犯カメラに補助金は使えますか?
当サイトの調べでは、防犯カメラは都内53自治体すべてで補助の対象でした。ただ、別売りや後付けのソーラーパネルは、町田市、小金井市、武蔵野市、西東京市、江東区、大田区が対象外としています。中野区は給電器具として対象ですが、給電方法が重なるときは1つだけです。申請先は住んでいる区市町村です。
取り付けは自分でできますか?
付属のケーブルでつなぐだけなのか、家の配線に手を加えるのかで変わります。経済産業省の資料では、資格なしでできる作業は限られています。迷ったら電気工事士のいる業者に確かめてください。
電池から煙が出たり、熱くなったりしたらどうすればよいですか?
NITEは、異常を感じたらすぐに充電や使用を中止し、万が一発火した場合は大量の水で消火して、可能な限り水没させた状態で119番通報するよう呼びかけています。
壊れたカメラはどう捨てればよいですか?
リチウムイオン電池を使う製品なら、環境省は、家庭から出す場合は住んでいる市区町村のごみ捨てルールに従って捨てるよう案内しています。ほかのごみに混ぜずに、区市町村の案内を確かめてください。
困ったときの相談先
| 相談したいこと | 窓口 |
|---|---|
| 防犯カメラの補助 | 住んでいる区市町村 |
| 港区のカメラの貸与 | 港区役所 防災課 生活安全推進担当 03-3578-2270 |
| カメラのセキュリティ | 各メーカー、保守点検業者 |
| 電池の捨て方 | 住んでいる市区町村のごみ捨てのルール |
| 電池が発火した | 119番 |
| 製品や契約のトラブル | 消費者ホットライン 188 |
| 不審な人を見た、異変を感じた | 110番 |
政府広報オンラインは、不審な人を見かけたときは「ためらうことなく110番をすることが大切です。」としています。
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防犯カメラの費用全体は防犯カメラの設置費用、住まいの防犯の考え方は空き巣対策、警備会社に頼む場合はホームセキュリティの費用、港区の制度は港区の防犯補助金、住んでいる区市町村の補助金は東京都の防犯補助金まとめで確かめられます。
出典一覧
- 気象庁「平年値(年・月ごとの値)東京」
- NITE(製品評価技術基盤機構)「『夏バテ(夏のバッテリー)』にご用心」
- 環境省「リチウムイオン電池関係」
- 東京都「令和8年度東京都防犯機器等購入緊急補助事業」
- 港区「住まいの防犯対策助成事業パンフレット(令和8年度)」
- 港区「防犯カメラ貸与事業」
- 港区「防犯カメラの情報セキュリティについて」
- 町田市 よくある質問と回答
- 小金井市 防犯機器等購入補助金QA
- 武蔵野市 よくある質問と回答
- 西東京市 住まいの防犯対策補助金のページ
- 江東区 補助対象に関するQ&A
- 大田区 防犯機器等の補助のページ
- 大田区 よくあるご質問
- 中野区「Q&A集」
- 昭島市 防犯機器の補助のページ
- 経済産業省「電気工事士等資格が不要な『軽微な工事』とは」
- 総務省「技適マーク・技適制度に関するQ&A」
- NOTICE(総務省・情報通信研究機構ほか)
- 政府広報オンライン「住まいの防犯対策」
- 警察庁 住まいる防犯110番
この記事の数字と条件は、2026年9月24日までに各機関のページで確認したものです。補助の受付状況や対象の品目は変わることがあるため、申し込みや購入の前に、各機関のページで最新の内容を確かめてください。




