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防犯の考え方は警視庁と警察庁、音の目安は厚生労働省の参考資料、補助の条件は東京都と都内の区市の資料、工事の資格は経済産業省、電池は製品評価技術基盤機構(NITE)と環境省の資料を、2026年9月24日までに確認して書いています。砂利の音や敷く厚さの数字は、検索上位の業者の記事を当サイトが読み比べた結果です。特定の業者や商品はすすめておらず、この記事に広告リンクはありません。
家の横の細い通路や、道路から見えにくい勝手口のまわり。防犯を考えたとき、まず手を付けやすいのが防犯砂利とセンサーライトです。ホームセンターや通販でも手に入り、工事をしなくても置ける製品があります。
ただ、本当に効果があるのか、どれを選べばよいのか、区や市の補助金は使えるのかは、調べるほど情報がばらばらです。この記事では、警視庁と警察庁が砂利とライトをどう書いているかを原文で確かめたうえで、業者の記事にある数字の意味、都内の補助で対象外になる型、電気工事や電池の注意までを順に整理しました。


警視庁と警察庁は、砂利とライトをどう書いているか
まず、防犯の専門機関がこの2つをどう位置づけているかを見ます。警視庁の侵入窃盗の防犯対策には、砂利について「侵入されても敷地内を歩くと音が鳴るため泥棒は嫌がります。」と書かれています。ライトについては「人の動きを感知してライトが点灯するセンサー付きライトを、死角になる場所に設置すると効果的です。」とあります。
警察庁の住まいる防犯110番の防犯診断(一戸建て)でも、庭や塀の項目で「足音が立つ砂利などを敷くと良いでしょう。」と勧めています。同じ項目には「庭木やエアコンの室外機などは、2階への足場にならないように留意しましょう。」という注意も並んでいます。砂利だけでなく、庭全体の見通しや足場とあわせて考える書き方です。
塀についても、同じ防犯診断は「塀・柵・垣は、『見通しがよく、簡単に乗り越えられず、すり抜けられず、上方への足場にならない』ような構造・材質・形態・高さにしましょう。」と書いています。高い塀で囲うと外からの目が届かず、中の砂利の音やライトの明かりも気づかれにくくなります。砂利とライトは、見通しのよい塀や、足場になるものを置かない庭と組み合わせてはじめて、「人の目が届く」状態に近づくと考えられます。
ライトについては、警視庁の防犯環境設計による防犯対策が「監視性の確保」として「街路や窓からの見通しを確保し照明機器を改善し、人の目が周囲に行き届くような環境をつくり侵入を未然に防止すること」を挙げています。警察庁のみんなで侵入犯罪に強いまちづくりも「防犯設備機器(防犯カメラシステム、センサー付きライト、テレビ付きインターホン等)の有効活用は、侵入犯罪の抑止に効果的です。」としています。
| 資料 | 対象 | 書かれていること |
|---|---|---|
| 警視庁 侵入窃盗の防犯対策 | 砂利 | 歩くと音が鳴るため泥棒は嫌がる |
| 警視庁 侵入窃盗の防犯対策 | センサー付きライト | 死角になる場所に設置すると効果的 |
| 警察庁 防犯診断(一戸建て) | 庭・塀 | 足音が立つ砂利などを敷くと良い |
| 警視庁 防犯環境設計 | 照明 | 照明機器を改善し、人の目が行き届く環境に |
| 警察庁 まちづくり | 防犯設備機器 | センサー付きライトなどの有効活用は抑止に効果的 |

どの資料も「これで防げる」とは書いていません。音が鳴る、明かりがつく、人の目が届くという形で、侵入しようとする人に「見つかるかもしれない」と思わせる対策として紹介しています。この点が、次の章で見る役割の違いにつながります。
砂利とライトは「気づかれる」側の対策
住まいの防犯には、大きく分けて2つの役割があります。1つは侵入に時間をかけさせることです。警察庁の侵入者プロファイリングには「侵入に手間取り、5分かかると侵入者の約7割はあきらめ、10分以上かかると侵入者のほとんどはあきらめるといいます。」とあります。防犯性能の基準でも、建物部品の目標として「(1)騒音の発生を可能な限り避ける攻撃方法に対しては、5分以上耐えること。」が定められています。
この「5分」を稼ぐのは、錠や補助錠、防犯フィルム、面格子のように、窓や扉そのものを強くする対策です。砂利やライトは窓や扉を強くするものではないので、「5分」を稼ぐ道具ではありません。
もう1つの役割が、近づいた段階で気づかれやすくすることです。砂利の音やライトの明かりはこちらに入ります。警視庁の書き方も「泥棒は嫌がります」「死角になる場所に」と、見つかりやすさに関わる言葉で説明しています。

区市の資料も同じ方向で説明しています。武蔵野市の補助のチラシは、センサーライトを「敷地内に侵入しようとしたときなどに点灯し、侵入者に警戒感などを与えます。」、防犯砂利を「砂利を踏む音で周囲に気づかれることを嫌がるため、侵入を避ける場合があります。」と書いています。町田市の制度ページの図にも「不審者に反応して光ることで、侵入をためらわせます」「大きな音で不審者の侵入を分かりやすくします」とあります。
| 役割 | 主な対策 | 資料での説明 |
|---|---|---|
| 気づかれやすくする | 防犯砂利、センサーライト、見通しのよい塀 | 音が鳴る、光る、人の目が届く |
| 時間をかけさせる | 錠・補助錠、防犯フィルム、面格子 | 5分以上耐えることが目標 |
つまり、砂利とライトだけで住まいを守るのではなく、窓や扉の対策と組み合わせて考えるものです。窓の対策は窓の防犯対策、玄関の鍵は鍵交換の費用で詳しく書いています。

防犯砂利の選び方と敷き方
業者の記事が書く「70dB以上」
防犯砂利を調べると、多くの業者の記事が「70dB」という数字を出しています。たとえば「人が踏んだ時に70dB(デシベル)以上の音を出すように作られた砂利」という定義や、「70デシベル以上の音が出る防犯砂利が効果的とされています。」という書き方です。「より大きな音を求めるなら、75dB以上の表記がある商品がおすすめです。」と書く記事もありました。
一方で、補助の対象を決めている区や市の定義には、dBの数字が出てきません。葛飾区の制度ページは防犯砂利を「踏むと大きな音が発生するよう加工された砂利。」と定め、青梅市のよくある質問も「踏むと大きな音が鳴るようにつくられ」と書くだけです。「70dB以上」は業者の記事が使う目安で、公的な基準として決まっている数字ではない、という点は知っておいてよいでしょう。
70dBはどのくらいの音か
では、70dBはどのくらいの大きさなのでしょうか。厚生労働省が参考資料として公開している様々な環境での騒音の目安には、場所ごとの騒音レベルを測った値が載っています。出典は全国環境研会誌(2009年)の調査です。
| 場所 | 騒音レベル |
|---|---|
| 図書館内 | 43dB |
| コンビニ | 63dB |
| 駅改札口 | 69dB |
| デパート 食料品売場 | 70dB |
| ガード下 | 74dB |
| 居酒屋 | 75dB |
| パチンコ店 | 90dB |

駅改札口が69dB、デパートの食料品売場が70dB、ガード下が74dBです。これらは人が多く集まる場所の騒音を平均した値で、砂利の音を測ったものではありません。静かな住宅地の夜に、足もとでこの程度の音が出ると、周りに気づかれやすいと考えられている、という程度に受け取るのがよいと思います。
資料では、図書館内やホテル内のような建物の中の値と、駅改札口やガード下のような特別な場所の値が、別の表に分けて載っています。ホテル内は31dBでした。静かな場所と、にぎやかな場所の差がかなり大きいことが分かります。業者の記事の「70dB以上」は、にぎやかな場所の側に近い数字です。
敷く厚さと量は、記事によって幅がある
敷く厚さについても、業者の記事の数字はそろっていません。「3〜5cm程度が推奨」と書く記事もあれば、「最低でも厚さ4〜5cmが必要です。」と書く記事もあります。量については「1平米あたりおよそ60kg~80kg、袋にして2~5袋程度が必要です。」という説明がありました。手入れについては「年に1-2回程度、砂利の状態をチェックし、必要に応じて補充や交換を行いましょう。」という記事がありました。
| 項目 | 業者の記事の書き方 |
|---|---|
| 音 | 70dB以上。75dB以上の表記をすすめる記事も |
| 敷く厚さ | 3〜5cm程度、最低でも4〜5cm |
| 量 | 1平米あたり60kg〜80kg、2〜5袋程度 |
| 手入れ | 年に1〜2回程度、状態をチェック |

これらの数字が正しいかどうかは、当サイトでは確かめていません。製品ごとに石の大きさや重さが違うので、実際には買う製品の袋や説明書に書かれた厚さと量を優先するのが確実です。
必要な量は「面積×厚さ」で出せる
量は計算で出せます。体積は面積に厚さをかけた値なので、1㎡に厚さ3cm(0.03m)で敷くと0.03㎥、つまり30ℓです。業者の記事の早見表にも「1㎡あたりの防犯砂利の量」として、3㎝で30ℓ、5㎝で50ℓ、10㎝で100ℓと載っていました。
たとえば窓の下に、幅2m、奥行き0.6mの範囲で敷く場合を考えます。面積は1.2㎡です。
| 敷く厚さ | 計算 | 必要な量 |
|---|---|---|
| 3cm | 1.2㎡×3cm | 36ℓ |
| 4cm | 1.2㎡×4cm | 48ℓ |
| 5cm | 1.2㎡×5cm | 60ℓ |

1袋に何リットル入っているかは製品によって違うので、この量を袋に書かれた容量で割ると、必要な袋の数が出ます。

「防犯砂利」と書かれて売られているものを選ぶ
補助を使うつもりなら、ここが大事な点です。葛飾区のQ&Aは「『防犯砂利』と明記されて一般販売されているものが対象です。一般的な化粧砂利は防犯対策としては不足があるため助成対象になりません。」と書いています。見た目がきれいな庭用の砂利は、補助の対象から外れる区市があります。
また、砂利の下に敷く防草シートも注意が必要です。青梅市は「防草シートの購入費用は補助対象外です。」としています。葛飾区は防草シートの「購入費用は助成対象になりません。ただし、防犯砂利の設置工事に防草シートが必要となった場合は購入前にご相談ください。」と書いています。
センサーライトの選び方
「動体検知」と「明暗検知」は別のもの
センサーライトには、人の動きなどを感じて点くものと、周りが暗くなると点くものがあります。見た目は似ていますが、防犯の考え方では役割が違い、補助の扱いも分かれます。
葛飾区と青梅市は、同じ言葉で線を引いています。青梅市のよくある質問(問26)は「動体検知により点灯するセンサーライトは対象となりますが、夕方になると点灯し、朝になると消灯する明暗検知のセンサーライトは補助対象外です。」と答えています。杉並区の制度ページも、人感センサーライトを「人を検知すると自動で点灯するライト。周囲の暗さによって自動点灯するものは対象外。」と定めています。

警視庁が勧めているのも「人の動きを感知してライトが点灯する」ライトです。人が近づいたときに急に明るくなることで、周りの目を意識させる考え方です。一晩中ついている明かりとは、狙いが違います。
屋外に付ける。置き場所は死角
補助の多くは、屋外に付けるライトを対象にしています。練馬区の制度ページは「「防犯カメラ」、「センサーライト」は屋外に設置されたものが対象です。」とし、よくある質問でも「室内に設置した防犯対策物品については対象になりません。」と書いています。青梅市は「『玄関内(室内)』に設置したセンサーライトは補助対象外です。」としています。
板橋区のよくあるお問い合わせはさらに細かく、屋内用の機器を屋外に付けた場合も「通常の用途と異なる用途で使用されており、防犯性や安全性が担保できないため、補助対象外となります。」としています。屋外用として売られている製品を選ぶのが前提です。
区の定義も屋外が前提になっています。葛飾区の制度ページはセンサーライトを「室外に設置する照明器具であって、主に赤外線や熱、光、振動、磁力等を感知し、自動的に一定の時間ライトで照らすもの」と定めています。板橋区も対象を「屋外に設置する機器であり、かつ、侵入盗被害防止として、主に赤外線や熱、光、振動、磁力等を感知し、自動で一定時間ライトで照らしたり、警告音が鳴ったりする機器となります。」と説明し、窓の開閉などをスマートフォンに知らせる機器は対象外としています。町田市も、センサーライトは「(屋外に設置するものに限る)」と書いています。
光の向きにも気を配っておきたいところです。道路や隣の家の窓に向けて強く照らすと、周りの人にとっては迷惑になることがあります。照らしたいのは自分の家の死角なので、取り付けたあとに一度夜に点けてみて、向きを確かめると安心です。
置き場所は、警視庁の言う「死角になる場所」です。道路から見えにくい家の横の通路、勝手口、裏庭などが当てはまります。政府広報オンラインは「センサーライトや防犯カメラを外部から見える位置に設置し、侵入しにくい家であることをアピールします。」とも書いています。死角を照らしつつ、ライトがあることが外から分かる位置が考え方の目安になります。

配線して付けるなら電気工事士に
ライトの電気の取り方も確かめておきたい点です。経済産業省の電気工事士等資格が不要な「軽微な工事」とはによると、「電気工事士資格が不要となる作業は、上記の接続器や開閉器とコード又はキャブタイヤケーブルを接続する工事に限られます。」とされています。壁に配線して付けるような作業は、資格が要る作業に当たります。
コンセントに差し込むだけのものや、電池式、ソーラー式のライトは、配線の工事にならないことが多いと考えられます。ただ、付け方によって変わるので、家の配線に手を加える必要がありそうなら、電気工事士のいる業者に確かめてください。

電池を使うライトの注意
電池式やソーラー式のライトで、リチウムイオン電池を使う製品なら、扱いにも気を配りたいところです。NITEの注意喚起では「2020年から2024年までの5年間にNITE(ナイト)に通知された製品事故情報では、「リチウムイオン電池搭載製品」の事故は1860件ありました。」とされています。これはライトだけの件数ではなく、リチウムイオン電池を使う製品全体の数です。
NITEは「正しく購入する」「正しく使用する」「正しく対処する」の3つを挙げ、「高温下に放置するなどして熱を与えない。」ことなどを呼びかけています。捨てるときは、環境省のリチウムイオン電池関係のページが「お住まいの市区町村のごみ捨てルールに従って、捨ててください。」と案内しています。ソーラー式の製品全般の注意はソーラー防犯カメラの記事でも書いています。

都内の補助で使えるか
少なくとも43の自治体がライトを、35の自治体が砂利を対象にしている
東京都は区市町村と連携して、防犯機器の購入を補助する事業を進めています(東京都の案内)。当サイトが2026年9月21日時点で一覧にした、都内で個人向けの制度がある53の自治体の制度ページを見ると、対象の品目にライトが入っているのは43、防犯砂利が入っているのは35でした。
この数は、制度ページの本文に品目名が載っていた自治体だけを数えたものです。品目が別のPDFにある自治体は入っていません。たとえば港区は本文に品目がありませんが、助成対象品目ではライトと防犯砂利の両方が対象です。武蔵野市も、本文の品目欄に砂利はありませんが、よくある質問とチラシで対象と書いています。そのため、実際の数はこれより多い可能性があり、「少なくとも」と書いています。
裏返すと、一覧の本文でライトの文字が見当たらなかったのは10(53−43)、砂利の文字が見当たらなかったのは18(53−35)の自治体です。この中にも、別の資料で対象にしている自治体が含まれている可能性があります。対象に入っていない場合でも、窓や玄関の対策のほうは補助が使えることがあるので、住んでいる区市町村の対象品目を一度見ておくとよいでしょう。

センサーライトが対象外になる型
ただし、品目に入っていても、どんなライトでも補助が出るわけではありません。区市の資料を読み比べると、次のような型が対象外になっていました。
| 対象外になる型 | 確かめた区市 |
|---|---|
| 暗くなると点き、朝に消える明暗検知 | 葛飾区、青梅市、杉並区 |
| 室内(玄関内を含む)に付けたもの | 葛飾区、青梅市、練馬区、板橋区、武蔵野市、町田市 |
| 屋内用の機器を屋外に付けたもの | 板橋区 |
| 防犯目的で売られていないライト | 武蔵野市 |
| 電池の予備分 | 葛飾区 |

武蔵野市の制度ページは「(注意)防犯目的に販売されていないライトや室内用等は補助対象外となります。」と書いています。葛飾区は電池について「予備分については助成対象にはなりません。助成対象となる範囲は、最初に機器を作動させるのに必要な範囲となります。」としています。
防犯砂利が対象外になる型
| 条件 | 確かめた区市 |
|---|---|
| 「防犯砂利」と明記、防犯用として売られているものだけ | 葛飾区、青梅市、練馬区、武蔵野市 |
| 化粧砂利、ガーデニング用、お洒落目的の砂利は対象外 | 葛飾区、杉並区、練馬区、武蔵野市 |
| 防草シートは対象外 | 青梅市、葛飾区(工事に必要なら購入前に相談) |

武蔵野市のよくある質問と回答(No.32)は「「防犯砂利」として一般販売されているものが対象です。防犯目的に販売されていない、ガーデニング用の砂利は補助対象外です。」と答えています。杉並区は「ガーデニングやお洒落を目的とした砂利は対象外。」と書いています。練馬区の制度ページも「「防犯フィルム」、「防犯砂利」は防犯用に販売されているものが対象です。」としたうえで、「「ガーデニング用の砂利」などは対象外」と注釈を付けています。
ここまで見てきた区市は一部です。ほかの区市町村でも同じような条件がある可能性があるので、買う前に住んでいる区市町村の対象品目と注意書きを確かめてください。
区の資料にある計算例
補助の率や上限は区市ごとに違います。区の資料には、ライトや砂利を使った計算例が載っています。
| 区と率 | 買ったもの | 補助の額 |
|---|---|---|
| 葛飾区 2分の1 | 防犯カメラ7万円、センサーライト1万円 | 4万円 |
| 杉並区 3分の2 | カメラ付きインターホン22,222円、防犯砂利2,980円 | 16,000円 |
| 板橋区 4分の3 | 防犯砂利10,000円(クーポン100円を使用) | 7,000円 |
| 練馬区 4分の3 | センサーライト5,000円(1,500ポイントを使用) | 2,000円 |

杉並区の例では、2つの合計25,202円の3分の2で16,801円となり、1,000円未満を切り捨てて16,000円です。自己負担は9,202円になります。板橋区の例は「(10,000円-100円)×3/4=7,425円」で、千円未満を切り捨てて7,000円です。練馬区の例も、1,500ポイント分を引いた3,500円に4分の3をかけて2,625円、切り捨てて2,000円です。ポイントやクーポンで払った分は、引いてから計算することが分かります。
葛飾区のQ&Aには、防犯カメラとセンサーライトを組み合わせる例もあります。「7万円の防犯カメラと1万円のセンサーライトを購入しました。」という問いに、「助成額は、4万円になります。」と答えています。砂利やライトは単価が小さいので、ほかの機器と合わせて申請できるかも確かめておくとよいでしょう。
葛飾区の申請様式の記入例も、防犯カメラ82,450円、補助錠5,870円、センサーライト13,000円を合わせて、助成対象経費101,320円、申請額50,000円という組み合わせになっています。ライト単体ではなく、窓や玄関の対策と一緒に申請する形が例として示されています。
価格の目安と、実際の申請の数
港区は住まいの防犯対策助成事業のパンフレットに参考価格を載せています。センサー付ライトの取付け又は交換は約5,000~15,000円、防犯砂利の設置又は交換は約10,000~20,000円です。広さや製品で変わるので、あくまで目安です。

武蔵野市は防犯対策のページで令和7年度の実績を公表しています。申請受付2,397件のうち、主な内訳はカメラ付きインターホン1,008件、防犯カメラ905件、人感センサーライト325件でした。ライトもよく使われている品目の1つです。補助金の支払いまで進んだのは2,366件でした。


各区市の申請の流れや必要な書類は、葛飾区、青梅市、杉並区、練馬区、板橋区、武蔵野市、町田市、港区の記事で詳しく書いています。
ここまでのまとめ
防犯砂利とセンサーライトは、警視庁と警察庁の資料でも勧められている、気づかれやすくするための対策です。窓や扉を「5分」持たせる対策とは役割が違うので、組み合わせて考えます。砂利の「70dB以上」は業者の記事が使う目安で、公的な定義は「大きな音」までです。ライトは人の動きで点く屋外用を、砂利は「防犯砂利」として売られているものを選ぶと、補助の条件にも合いやすくなります。
買う前のチェック

- 住んでいる区市町村の対象品目に入っているか
- ライトは人の動きで点く動体検知か
- 屋外用か(室内や玄関内は対象外の区市がある)
- 砂利は「防犯砂利」と書かれて売られているか
- 防草シートは対象外のことがある
- レシートでなく領収書がいるか、ポイント分の扱い
- 配線するなら電気工事士のいる業者に
判断に迷う製品は、買う前に区市へ聞くのが確実です。武蔵野市もよくある質問(No.31)で「購入される前にご相談ください。」と書いています。
よくある質問
防犯砂利を敷けば空き巣は来なくなりますか?
そうとは言えません。警視庁は砂利について、歩くと音が鳴るため泥棒は嫌がると説明していますが、防げるとは書いていません。窓や扉の錠、補助錠、防犯フィルムなど、侵入に時間をかけさせる対策と組み合わせて考えてください。
庭にある普通の砂利でも効果はありますか?
警察庁の防犯診断は「足音が立つ砂利など」と書いています。ただ補助を使う場合は、葛飾区のように化粧砂利を対象外とする区市があります。補助を使うつもりなら、「防犯砂利」と書かれて売られているものを選んでください。
一晩中ついている門灯では補助は出ませんか?
区市によります。葛飾区や青梅市は、夕方に点いて朝に消える明暗検知のライトを対象外にしています。杉並区も周囲の暗さで点くものを対象外としています。住んでいる区市町村の条件を確かめてください。
玄関の中に付けるライトは対象になりますか?
青梅市や葛飾区は、玄関内(室内)に付けたセンサーライトを対象外としています。練馬区や板橋区も屋外に付けるものが対象です。
砂利とライトは、どちらを先にそろえるのがよいですか?
決まった順番はありません。警視庁は、砂利は歩くと音が鳴ること、ライトは死角に置くと効果的なことを、それぞれ別の対策として書いています。道路から見えにくい通路や勝手口のように、夜に暗く、人が歩ける場所があるなら、その場所に合うものから考えるのが自然です。音で気づかせたいのか、明かりで気づかせたいのかを、家のまわりを歩いて確かめてみてください。
補助を使うなら、買う前に何をすればよいですか?
住んでいる区市町村の制度ページで、対象の品目と注意書きを確かめてください。ライトは動体検知か、屋外用か、砂利は「防犯砂利」として売られているかが、この記事で見た区市の分かれ目でした。受付の期間や、領収書に書かれている必要のある項目も区市ごとに違います。迷う製品は、買う前に区市へ問い合わせるのが確実です。
ライトの電池の予備も補助に入りますか?
葛飾区は、予備分は対象にならず、最初に機器を作動させるのに必要な範囲が対象と書いています。
困ったときの相談先
| 相談したいこと | 窓口 |
|---|---|
| 補助の対象になるか | 住んでいる区市町村 |
| 配線してライトを付けたい | 電気工事士のいる業者 |
| 電池を捨てたい | 住んでいる市区町村のごみ捨てのルール |
| 電池が発火した | 119番 |
| 不審な人を見た、異変を感じた | 110番 |
| 急ぎではない防犯の相談 | 警察相談専用電話 #9110 |

政府広報オンラインは、不審な人を見かけたときは「ためらうことなく110番をすることが大切です。」としています。
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住まいの防犯の考え方は空き巣対策、侵入の手口は侵入の手口、窓の対策は窓の防犯対策、住んでいる区市町村の補助金は東京都の防犯補助金まとめで確かめられます。
出典一覧
- 警視庁「侵入窃盗の防犯対策」
- 警視庁「防犯環境設計による防犯対策」
- 警察庁 住まいる防犯110番「侵入者プロファイリング」
- 警察庁 住まいる防犯110番「防犯性能の基準」
- 警察庁 住まいる防犯110番「みんなで侵入犯罪に強いまちづくり」
- 警察庁 住まいる防犯110番「めざせ!防犯住宅」一戸建て
- 政府広報オンライン「住まいの防犯対策」
- 厚生労働省 参考資料「様々な環境での騒音の目安」
- 東京都「令和8年度東京都防犯機器等購入緊急補助事業」
- 葛飾区「住まいの防犯対策助成」
- 葛飾区「住まいの防犯対策助成についてのQ&A」
- 青梅市 よくある質問と回答
- 杉並区 防犯機器等購入補助事業のページ
- 練馬区 住まいの防犯対策のページ
- 練馬区 よくある質問
- 板橋区 よくあるお問い合わせ
- 武蔵野市 制度本体ページ
- 武蔵野市 よくある質問と回答
- 武蔵野市 住まいの防犯対策のチラシ
- 武蔵野市「防犯対策」
- 町田市 住まいの防犯対策補助金のページ
- 港区「住まいの防犯対策助成事業パンフレット(令和8年度)」
- 港区「助成対象品目」
- 経済産業省「電気工事士等資格が不要な『軽微な工事』とは」
- NITE(製品評価技術基盤機構)「『夏バテ(夏のバッテリー)』にご用心」
- 環境省「リチウムイオン電池関係」
- 警察庁「警察相談専用電話#9110」
この記事の数字と条件は、2026年9月24日までに各機関のページで確認したものです。補助の受付状況や対象の品目は変わることがあるため、申し込みや購入の前に、各機関のページで最新の内容を確かめてください。




