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葛飾区の制度ページ「住まいの防犯対策助成」(更新日 令和8年4月10日)、区のQ&Aページ(更新日 令和8年6月17日)と65問のQ&A、申請様式の記載例、令和8年度のチラシをもとに、2026年9月22日に確認した内容です。助成は区の審査を経て決まり、書類や品目が基準に合わないと交付されない場合があります。申請の前に必ず区の公式ページで最新の内容を確認してください。
葛飾区では、防犯カメラなどの防犯設備を買って自宅に付けると、その費用の一部を区が助成してくれます。検索では「防犯カメラ補助金」と呼ばれることが多いのですが、区の正式な制度名は「住まいの防犯対策助成」で、お金は「補助金」ではなく「助成金」として支払われます。
結論から書くと、助成されるのは対象経費の2分の1(千円未満切捨て)で、令和8年度の上限は5万円です。申請は令和9年3月31日必着で、郵送も消印ではなく到着日で判断されます。事前の申請は不要で、買って付けてから申請します。
この記事では、区の制度ページと、区が出している65問のQ&A、申請書の記載例を読み込み、申請する人が迷いやすい順に並べ直しました。スマートロックや室内カメラが対象になるか、SDカードやクラウド録画の料金はどうか、レシートでも出せるかなど、細かい線引きも区の資料の該当箇所と一緒に説明します。

葛飾区の防犯カメラ補助金(住まいの防犯対策助成)の要点
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度名 | 住まいの防犯対策助成(申請書の表題は「葛飾区住まいの防犯対策助成金交付申請書兼請求書」) |
| 助成率 | 対象経費の2分の1(千円未満切り捨て) |
| 上限額 | 令和8年度は5万円(複数品目の申請可能) |
| 申請できる回数 | 1住宅につき同一年度1回のみ |
| 対象の期間 | 令和8年4月1日以降に購入し、令和9年3月31日までに設置が完了した物品 |
| 申請の受付 | 令和8年4月20日(月)〜令和9年3月31日(水)必着 |
| 申請のタイミング | 購入・設置したあと(事前の申請は不要) |
| 対象の品目 | 防犯カメラ・録画機能付きドアホンなど10品目(設置の工事費も含む) |
| 申請方法 | 窓口・郵送・オンライン |
| 担当 | 地域振興部 危機管理課 防犯強化係 |
費用の2分の1、令和8年度の上限は5万円
区の制度ページには「対象経費の2分の1を助成(千円未満切り捨て)」「助成上限額5万円(複数品目の申請可能)」と書かれています(葛飾区公式ページ)。上限の5万円は令和8年度の値です。制度は年度ごとに条件が決まるので、ほかのページで別の金額を見かけたときは、どの年度の話かを確かめてください。
2分の1の助成なので、上限の5万円まで受け取るには、対象経費の合計が10万円以上になる計算です(区の資料にこの金額の記載はなく、2分の1から逆算した値です)。それより少ない買い物なら、払った額の半分が戻ります。
申請期限は令和9年3月31日必着。郵送も必着
申請の受付は令和8年4月20日(月)から令和9年3月31日(水)までです。区は「郵送で申請書類を送付いただく場合は、消印有効ではなく、令和9年3月31日必着ですのでご注意ください」と明記しています。3月31日に投函しても間に合いません。

前年度に買って、今年度に付けた物は対象外
対象になるのは「令和8年4月1日以降に購入し、令和9年3月31日までに設置が完了した物品」です。区のQ&Aでは、前年度中に買った防犯設備を今年度に設置した場合について「助成対象外となります。助成の要件は年度内に防犯設備の購入及び設置をすることが条件となります」と答えています。設置の工事費だけを今年度に払っても対象になりません。
対象になる人・ならない人

区内に住民登録があり、住んでいる人(世帯主でなくてOK)
対象者は「区内に住民登録があり、その住宅に居住している個人の方」で、あわせて「特別区民税、及び都民税を滞納していないこと」が条件です。区は申請の審査で、住民基本台帳の情報と、特別区民税・都民税の滞納状況を確認すると申請書に書いています。
世帯主でなくても申請できます。区のQ&Aは「同一世帯のどなたでも申請可能ですが、申請書・領収書等の名義・口座名義人は同一の方にしてください」と答えています。家族の誰が申請するかを先に決め、その人の名前で領収書をもらい、その人の口座で受け取る形にそろえるのが基本です。
親の家に子どもが付けてあげる場合
高齢の親の家に、子どもが代わりに防犯設備を買って付けた場合も対象です。ただし区は「申請は当該住宅に住んでいる両親の名義で申請をお願いします。この場合、助成金の支払い先は両親の名義の口座等になります」としています。申請するのは、実際にその家に住んでいる人です。
賃貸・マンション・都営住宅
戸建て・集合住宅(賃貸を含む)ともに申請できます。賃貸の場合は、貸主(物件所有者)の同意が必要で、申請書と一緒に出す誓約書兼同意書の「共同住宅(賃貸物件)にお住まいの方」の欄にチェックを入れます。誓約書には、承諾書等(都営住宅の場合は模様替え申請承諾書)の取り交わしで賃貸人から承諾を得ていること、区から照会があれば承諾書等を示すことが書かれています。
マンションは部屋ごとに申請できますが、申請は個人単位です。管理者や管理組合、賃貸住宅の所有者の単位では申請できません。区は、管理組合の許可が必要かどうかなどを確認し、手続きを済ませてから申請するよう求めています。

二世帯住宅・新築・リフォーム・事務所
- 二世帯住宅…同一建物の2世帯住宅は、まとめて1申請です。親世帯と子世帯で別々に申請することはできません
- 新築…新築住宅の初期設備として付けた物は対象外です。完成して住み始めた(転入・転居の手続きが済んだ)後に買って付けた物は対象になります
- リフォーム…防犯設備の費用が領収書の内訳などで分かる場合だけ対象です。リフォーム総額の領収書だけでは対象外になります
- 事務所…法人や商店の事務所としてのみ使っている物件は対象外です
- 区内に住んでいない所有者…区内の住民登録が必要なので申請できません。区内に複数の住宅を持っている場合も、住民登録をしていない住宅に付けた物は対象外です
対象になる10品目と、対象外になる例
名前は「防犯カメラ補助金」と呼ばれがちですが、対象は防犯カメラだけではありません。区が挙げている品目は次の10で、どれも設置にかかる工事費を含みます。

| 品目 | 区の定義(要約) |
|---|---|
| 防犯カメラ | 犯罪の防止を目的に継続的に撮影する、録画機能付きのカメラ。住宅の敷地内に設置し、撮影範囲も敷地内 |
| 録画機能付きドアホン | 訪問者の姿を映像で確認・録画できるドアホン(動画・静止画は問わない) |
| 防犯性の高い錠 | 不正開錠が困難な錠 |
| 補助錠 | 主錠のほかに、玄関や窓などに補助的に取り付ける錠 |
| センサーライト | 室外に設置し、赤外線や熱などを感知して自動で一定時間照らす照明 |
| センサーアラーム | 室外に設置し、感知して自動で警告音が鳴る装置 |
| 面格子 | 窓の外側または内側に、犯罪の防止を目的として取り付ける格子 |
| 防犯フィルム | 窓ガラスを割られにくくするために貼るフィルム |
| 防犯ガラス | 合わせガラス、または合わせ複層ガラス |
| 防犯砂利 | 踏むと大きな音が出るよう加工された砂利 |
区は、表の品目でも定義や要件に当てはまらない物、主な目的が防犯対策でない物は対象外にすると書いています。迷ったときの目安として、全国防犯協会連合会が公開している「防犯性能の高い建物部品」(CPマーク付きの製品)を参考にするよう案内しています。

防犯カメラは「録画」と「敷地内」が条件。室内カメラも対象になる場合がある
区のQ&Aでは、防犯カメラの条件として、犯罪防止が目的であること、継続的に撮影する録画機能付きであること(人感センサーで人が通ったときに録画するものを含む)を挙げています。映像を見るだけのカメラ、子どもやペットの見守りカメラは対象外です。ダミーカメラも「定義に合致しないため」対象になりません。
室内に置くカメラは、録画機能があり、玄関やベランダなどの侵入経路で侵入者を撮る目的なら対象です。一方、録画機能があっても、在宅者やペットを見守るのが主な目的なら対象外です。駐車場を撮るカメラは、自宅の敷地外の離れた駐車場なら対象外、敷地内の駐車場を自宅の入口と一体的に撮る場合は対象になる場合があります。

敷地の外が映ってしまう場合は、撮影範囲に入る住宅などの所有者または使用者に事前に説明し、同意を得ていることが要件です。カメラの向きは付ける前に決めておくと、あとで困りません。
スマートロック・ディンプルキーは対象。玄関ドアごとの交換は原則対象外
区のQ&Aでは、スマートロックは「本体代、設置工事を行った場合はその工事費が補助対象」としています。スマートフォンやICカード、暗証番号で玄関ドアなどを施錠・開錠できるシステムのことです。ギザギザの鍵(ディスクシリンダー錠)から防犯性の高いディンプルキーへの交換も、本体代と鍵交換の工事費がともに対象です。
一方で、入居前に行った鍵の交換は対象外です。玄関ドアの交換費用も原則として対象外ですが、電子錠などで玄関ドアと一体になっている場合は、設置前に区へ相談するよう書かれています。


センサーライト・フィルム・面格子・砂利の線引き
まぎらわしいのが、見た目が似ていても目的で分かれる品目です。区のQ&Aの答えを表にまとめました。
| 品目 | 対象になる | 対象にならない |
|---|---|---|
| センサーライト | 人の動き(動体検知)で点灯する屋外のライト | 夕方に点いて朝に消える明暗検知のライト/玄関内(室内)のライト |
| 防犯フィルム | 防犯フィルム/目隠しフィルム・ミラーフィルムとして売られている物 | 災害用(ガラス飛散防止)フィルム/遮熱・断熱フィルム |
| 面格子など | 一般販売の面格子(本体と設置工事費)/目隠しルーバー | シャッター |
| 防犯砂利 | 「防犯砂利」と明記されて売られている物 | 一般的な化粧砂利/防草シート(工事に必要なら購入前に相談) |

面格子をオーダーメイドする必要がある場合は、必ず事前に相談するよう区は書いています。アクリル板を貼る、既存のガラスにもう1枚足して二重にするといった自作の対策は、防犯対策用として一般に売られている物ではないので対象外です。
スマートスピーカーとつなぐ機器
区はスマートスピーカーを活用した防犯対策についての資料も出しています。常時防犯のために使う目的で、スマートスピーカーとつなぐことで対象品目と同じ働きをする周辺機器を買った場合、その周辺機器の購入費は対象です。ただし、スマートスピーカー本体の購入費は対象外です。
助成金はいくら戻る?区が示している計算例
区のQ&Aには、助成額の計算例が4つ載っています。

| 買ったもの | 計算 | 助成額 |
|---|---|---|
| 6万円の防犯カメラ | 6万円×1/2=3万円 | 3万円 |
| 14万円の防犯カメラ | 14万円×1/2=7万円(上限を超える) | 5万円 |
| 7万円の防犯カメラ+1万円のセンサーライト | (7万円+1万円)×1/2=4万円 | 4万円 |
| 12万円の防犯カメラ+4万円の録画機能付きドアホン | (12万円+4万円)×1/2=8万円(上限を超える) | 5万円 |
区の記載例 3品目を1回で申請して50,000円
申請書の記載例では、防犯カメラ82,450円、補助錠5,870円、センサーライト13,000円の3品目で、助成対象経費は101,320円、助成金交付申請(請求)額は50,000円になっています。設置日は5月15日、6月3日、7月25日とばらばらですが、1枚の申請書にまとめて書いています。

区は「複数の品目を1度にまとめて申請ください」と書いています。申請は年度内1回限りなので、いくつか買う予定があるなら、全部そろえてから一度に申請します。
クーポン・ポイント払いは差し引く。付いたポイントはそのまま
購入時の割引やポイントを使った分は対象経費に含まれません。区のQ&Aは「割引及びポイント支払い分を差し引いた額を購入費用として計算します」と答えています。一方、買い物で付与されたポイントは購入費用から減らしません。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済での支払いは、領収書などの必要書類が出せる場合に限り対象です。
対象外になる費用(申請前に確認したい落とし穴)

SDカードは対象。予備のSDカード・HDD・Wi-Fiルーターは対象外
防犯カメラの映像を記録・通信するために必要な最低限の関連機器(SDカードなど)は対象です。対象外の例として区は、映像を見るためのパソコン・タブレット・スマートフォン・スマートスピーカー、録画を保存する大容量ハードディスク(外付けHDD、NAS)、映像を受けるWi-Fiルーター、予備のSDカードやバッテリー(電池を含む)を挙げています。センサーライトの電池も、最初に動かすのに必要な分までで、予備は対象外です。迷ったら「必ず購入前にお問い合わせください」とされています。
自分で付けるときの部材は対象。工具と知人への謝礼は対象外
自分で防犯設備を付ける場合、設置に必要な部材は対象です。申請するときは、その部材をどこに使ったかなど、使用目的を書き添えます。ただし、ドライバーやはしごなどの工具は対象外です。設置費用は専門の業者に頼んで払った場合だけが対象で、知人に付けてもらったお礼は対象になりません。
月額レンタル・クラウド録画の料金は対象外
この助成は防犯設備の購入が前提です。月額のレンタル料は対象外で、カメラを買った場合でも、録画を保存するクラウドサービスの月額料金は対象外です。対象になるのはカメラの購入費だけです。
フリマ購入・同じ設備の買い替え・他の補助金との併用
- フリマサイトなど個人間の売買で買った物は、領収書が出ても対象外です
- ネット通販は、領収書などの必要書類が出せる場合に限り対象です
- 過去の年度に助成を受けた設備の機能向上や、故障による同じ設備の買い替えは対象外です
- この助成で買った設備に、葛飾区やその他の行政機関の補助金・交付金を併用することはできません
申請の流れ(買って付けてから申請)

事前申請は不要。でも買う前に型番で相談できる
区の制度ページの「申請の流れ」は、店舗やインターネットなどで物品を購入または設置し、必要な資料をそろえて申請し、審査のあと交付・不交付が決まり、助成金が交付される順番です。区のQ&Aも「助成金の申請前にご相談いただく必要はございません」と答えています。
ただし、買いたい物が対象になるか不安なときは、購入前に相談できます。その場合は「具体的な機器名称(品番、型番など)をご提示ください」と区は書いています。対象外の物を買ってしまうと助成は受けられないので、型番が決まった段階で問い合わせておくと確実です。
オンライン・窓口・郵送の3通り
| 方法 | 申請先 | 注意 |
|---|---|---|
| オンライン | オンライン申請フォーム | 本人確認書類・領収書・写真・口座の書類を写真かPDFで添付 |
| 郵送 | 〒124-8555 葛飾区立石5-13-1 葛飾区役所 危機管理課 防犯強化係 宛 | 令和9年3月31日必着(消印有効ではない) |
| 窓口 | 葛飾区役所新館5階(503)危機管理課 防犯強化係 | 平日 午前8時30分から午後5時00分まで |

申請書類は、葛飾区内の各地区センター、各区民事務所、新館5階の申請窓口で配布されています。区のホームページからも申請様式と記入例を取得できます。
審査のあと、交付・不交付が決まる
区は「ご提出いただいた申請書類の内容によっては、審査により、補助金の不交付を決定する場合がございます」と書き、例として、助成対象品目の基準に合わない物品を買った場合や、提出書類に不備があった場合を挙げています。申請書は請求書を兼ねていて、交付が決まれば、その決定額を請求したことになります。
必要書類チェックリスト

| 書類 | 注意点 |
|---|---|
| 申請書兼請求書(誓約書兼同意書を含む) | 誓約書兼同意書のチェック欄に印を付け、最後は自署 |
| 本人確認書類の写し | 氏名・住所・生年月日が書かれた公的機関の発行物(運転免許証、マイナンバーカードなど) |
| 領収書(レシート)の写し | 宛名、施工日または購入日、領収金額、領収年月日、販売店の名称などが書かれた物 |
| 防犯設備を付けた後の写真 | 購入して取付・工事が終わった後の写真 |
| 口座の確認書類 | 通帳・キャッシュカード・WEB通帳の写しなど(金融機関名・支店名・口座種別・口座名義・口座番号が分かる部分) |
領収書はレシートでも出せる。宛名が家族なら余白に関係を書く
区の制度ページでは、必要書類を「領収書(レシート)の写し」としていて、レシートでも申請できます。領収書に品名などの記載がない場合は、説明書やカタログの品名が書かれた表紙部分の写しも出します。
領収書の宛名と申請者が違う場合も申請できます。区のQ&Aは「提出する領収書のコピーの余白に申請者と領収書の宛名人とのご関係(夫婦、親子など)を記載してください」と答えています。原本を出すこともできますが返送されないので、コピーを出すよう区は求めています。

設置後の写真は、ワードに貼った写しや白黒でもよい
写真は、設置した後の物だけで足ります。区のQ&Aは「設置前の写真は不要です」と答えています。出し方は、現像した写真か、写真のデータをワードなどに貼り付けたものの写しで、カラーでも白黒でも構いません。録画機能付きドアホンは、外側のインターホンか室内のモニターのどちらか1枚です。

口座は申請者本人の名義。ゆうちょ銀行の書き方に注意
振込先は「申請者本人名義の口座のみ」です。申請書の口座名義人の欄はカタカナで書きます。ゆうちょ銀行の場合、支店名は漢数字で書き(例「〇〇八」)、口座番号の最後の「1」は記載不要と、記載例に注記があります。
書き間違えたとき。金額欄は訂正できない
申請書を書き損じたら、原則は書き直して出し直します。軽い修正なら、申請者氏名の横に押印し、訂正箇所に二重線を引いて同じ印を押し、正しい内容を書く方法で直せます。ただし金額欄の訂正はできません。修正テープや修正液も使えないので、金額を間違えたら新しい用紙に書き直してください。
毎年申請できる?2年目以降の使い方
葛飾区の助成は1住宅につき同一年度1回ですが、年度ごとに申請できる制度として作られています。区のQ&Aは「本補助金を毎年申請可能としている目的は、複数種類の防犯設備を組み合わせる(防犯カメラ+録画機能付きインターフォン、防犯カメラ+センサーライトなど)ことで自宅の防犯力をより高めることを目的としています」と説明しています。
ただし、過去の年度に助成を受けた設備の機能向上や、故障による同じ設備の買い替えは対象外です。申請書には「過去(令和6・7年度)に本助成金に申請をしていますか?」という欄があり、申請した場合は品目を書きます。前の年度に防犯カメラで受けたなら、次は別の品目を足していく使い方になります。
東京都の防犯補助との関係
都の補助は区を通じた間接補助。都へ別に申請はしない
東京都も令和8年度に「東京都防犯機器等購入緊急補助事業」を行っています。都は「本事業は区市町村を通じた間接補助となっています」「申請先はお住まいの区市町村です」と明記しており(東京都の公式ページ)、都のページの区市町村リンクには葛飾区のこの制度ページが載っています。葛飾区民がやることは、区の制度に申請することだけです。
都が区市町村に補助する基準は、都民負担額の2分の1以内、1世帯あたり1万円で、「令和7・8年度における2年間の緊急対策」と位置づけられています(東京都の交付要綱 別表1)。これは都と区市町村の間の基準で、区民が申請するときの条件は、ここまでに書いた葛飾区の条件です。

共用部の防犯カメラは管理組合向けの別制度。こちらは事前申請
マンションのエントランスや駐輪場など共用部に付ける防犯カメラは、この個人向けの助成ではなく、所有者・管理組合向けの共同住宅への防犯設備整備助成の対象です。こちらも対象経費の2分の1(千円未満切り捨て)ですが、上限額は50万円、受付は令和8年4月20日(月)から令和9年2月26日(金)までです。
大きな違いは順番です。共用部の助成は「事前の申請」で、申請書を出して区から交付決定を受けてから設置工事に着手します。個人向けとは逆なので、取り違えると対象外になります。区はこの制度の案内で、区内の自転車盗難の約36%が共同住宅で発生していると書いています。町会・商店会が付ける街頭の防犯カメラにも{a(L, ‘別の補助制度’)}があり、個人は使えません。
| 個人向け(この記事) | 共同住宅の共用部向け | |
|---|---|---|
| 申請する人 | 住んでいる個人 | 所有者・管理組合 |
| 助成率 | 2分の1(千円未満切り捨て) | 2分の1(千円未満切り捨て) |
| 上限額(令和8年度) | 5万円 | 50万円 |
| 申請の順番 | 購入・設置してから申請 | 交付決定を受けてから工事 |
| 受付 | 令和8年4月20日〜令和9年3月31日必着 | 令和8年4月20日〜令和9年2月26日 |
申請までのチェックリスト
買う前に確認すること
- 区内に住民登録があり、特別区民税・都民税の滞納がない
- 今年度、この住宅でまだ申請していない(二世帯住宅は建物で1申請)
- 買う物が10品目の定義に合っている。迷うなら型番を示して区に相談した
- 防犯カメラは録画機能付きで、敷地内に付けて敷地内を撮る。外が映るなら近所に説明して同意を得た
- 賃貸なら貸主の同意、マンションなら管理組合の許可の要否を確認した
- 領収書(レシートでも可)がもらえる買い方をする。フリマや個人間の売買は避ける
買って付けた後に確認すること
- 購入は令和8年4月1日以降、設置は令和9年3月31日までに終わっている
- 申請書・領収書・口座の名義が同じ人。領収書の宛名が家族なら、写しの余白に関係を書いた
- 設置後の写真を用意した(ドアホンは1枚)
- クーポンやポイントで払った分を差し引いて対象経費を計算した
- 複数の品目をまとめて1回で申請する
- 郵送なら令和9年3月31日に届くように出す
よくある質問
Q. 世帯主でなくても申請できますか?
できます。同一世帯なら誰でも申請できますが、申請書・領収書・口座の名義は同じ人にそろえます。
Q. 買う前に区へ申請しておく必要はありますか?
ありません。購入・設置してから申請します。対象になるか不安なら、品番や型番を示して購入前に相談できます。
Q. スマートロックは対象ですか?
対象です。本体代と、設置工事をした場合はその工事費が対象になります。
Q. 見守りカメラは対象ですか?
子どもやペットを見守るのが主な目的のカメラは対象外です。録画機能があり、玄関やベランダなど侵入経路で侵入者を撮る目的の室内カメラは対象になります。
Q. レシートでも申請できますか?
できます。区は必要書類を「領収書(レシート)の写し」としています。品名が書かれていない場合は、説明書やカタログの品名が書かれた表紙部分の写しも出します。
Q. 去年も申請しましたが、今年も申請できますか?
区は毎年申請できる制度としていて、令和8年度の申請書にも過去(令和6・7年度)の申請の有無と品目を書く欄があります。ただし、過去に助成を受けた設備の買い替えや機能向上は対象外です。
Q. マンションのエントランスに付ける防犯カメラは対象ですか?
個人向けの助成では対象外です。所有者・管理組合向けの共同住宅への防犯設備整備助成があり、こちらは設置の前に申請して交付決定を受ける必要があります。
Q. 郵送は3月31日の消印で間に合いますか?
間に合いません。郵送も令和9年3月31日必着です。
問い合わせ先・公式リンク

| 窓口 | 連絡先 |
|---|---|
| 担当 | 葛飾区役所 地域振興部 危機管理課 防犯強化係 |
| 電話 | 03-5654-8579/03-5654-8478 |
| ファクス | 03-5698-1503 |
| 窓口 | 〒124-8555 葛飾区立石5-13-1 葛飾区役所5階 503番窓口(平日 午前8時30分から午後5時00分まで) |
| フォーム | 問い合わせ・ご意見フォーム |
区は、この助成についての問い合わせや意見はフォームで受け付けると案内しています。
- 葛飾区「住まいの防犯対策助成」(制度本体)
- 葛飾区「住まいの防犯対策助成 Q&A」
- 住まいの防犯対策助成についてのQ&A(PDF・65問)
- 助成金申請様式・記入例(PDF)
- 令和8年度 案内チラシ(PDF)
- スマートスピーカーを活用した防犯対策について(PDF)
- オンライン申請フォーム
- 問い合わせ・ご意見フォーム
- 葛飾区「共同住宅への防犯設備整備助成」(所有者・管理組合向け)
- 葛飾区「街頭防犯カメラの整備費に関する補助金制度について」(町会・商店会向け)
- 葛飾区 広報ページ「住まいの防犯対策費用を助成します」(令和6年4月22日更新)
- 東京都「令和8年度東京都防犯機器等購入緊急補助事業」
- 東京都 区市町村補助金交付要綱(PDF)
- 全国防犯協会連合会「防犯性能の高い建物部品」
令和8年度の上限は5万円で、申請は1住宅につき年度1回です。いくつか付けるつもりなら、品目と型番を決めてから買いそろえ、領収書の宛名と写真をそろえて、令和9年3月31日に届くよう早めに申請しておくのが確実です。
東京都内のほかの区市町村の補助率・上限額・締切は、東京都の防犯カメラ補助金【53自治体の一覧】にまとめています。引っ越しの予定がある方や、家族が別の区市町村に住んでいる方はそちらもご覧ください。
葛飾区内のどの町丁で、どんな犯罪が警察に把握されているかは、警視庁の統計を町丁ごとに集計した葛飾区の治安を町丁別に集計にまとめています。




